DC EXPO 2010:イーフロンティア、楽譜作成ソフト「Finale 2011」を発表
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DIGITAL CONTENT EXPO 2010において、イーフロンティアが、1989年に発売開始され楽譜作成ソフトウェアとして業界標準として支持されているソフトの最新版「Finale 2011」を発表していました。
新しいFinale 2011では、従来、組段内の五線を個別に動かすには組段の最適化を行う必要がありましたが、この最適化という概念が無くなり、シングルクリックとダブルクリックで五線の挙動を制御するレイアウト方法に変更されているそうです。
また、歌詞入力機能が向上し、歌詞のついた音符のレイアウト自動調整や、約物を検知して、ちょうどよい場所に自動配置する機能などが追加されているそうです。
Finale 2011では、新しく追加された再生音源として「Garritan Instruments」と、Garritan Instrumentsをよりシ ンプルで手軽に使用できる「Aria Player」が搭載されているそうです。
新しく追加された音源から、ブラス音源を使ったトロンボーンの楽譜を作るデモなどが行われました。
Finale 2011では、MIDIキーボード、PCキーボード入力以外に、楽譜をスキャナーから取込みすることも出来るそうです。
同社は、約300億円市場といわれている紙ベースの楽譜市場に対して、デジタルデータ化した楽譜の販売も行っている「.musicsheet」を展開しており、この取組も強化するそうです。