日本ヒューレット・パッカードのAirPrint対応スタイリッシュインクジェット複合機「HP ENVY100」をチェック
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
日本ヒューレット・パッカードが、2010年10月23日に開催した、2010年のHP インクジェットプリンター製品説明会で、AirPrint対応スタイリッシュインクジェット複合機「HP ENVY100」をチェックしてきました。
3.45インチのタッチスクリーンを採用し、全ての操作を行う事が出来ます。
サイズは、幅42.7cm、高さ10.2cm、奥行き33.6cmで、インクジェット複合機としては薄型モデルだと思います。
また、デザインもピアノブラックを基調色とし、シルバー色があしらわれていて、ブラックとアルミの組み合わせによるMacintoshのとのマッチングも結構良いと思います。
USB 2.0接続、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)接続に対応しています。
インクは、ヘッド一体型の顔料黒と、カラー3色一体型の2つを使う仕組みとなっています。
ヘッド一体型なので、ヘッドクリーニングによるインク減りも気にする必要が無いのもポイントだと思います。
本体前面の右上に、USB接続端子(PictBridge 非対応)と、メモリースティック Duo/SD/MMC対応スロットが装備されています。
HP ENVY100は、基本的に無線LAN利用が標準で、どうしてもUSB接続で利用したい場合は、このUSB接続端子を使用するといった形になります。
タッチ式コントロールパネルは、チルト機構を持った可動式で、電源を押すと、設定した位置にパネルが動きます。
なお、閉めた状態でも、印刷データーを受信すると、自動的にタッチ式コントロールパネルが開き、用紙ガイドが出てくる仕組みとなっています。
また、印刷された紙を取ると、センサー認識により、用紙ガイドとタッチ式コントロールパネルが元の位置に戻ります。
キヤノンの「PIXUS MG6130」の場合、自動的に開くだけで、自動的には閉まりません。
給排紙トレイは1段式で、A4普通紙を最高80枚まで入れることが出来ます。なお、コピー機能を利用した場合、連続最大枚数は50枚という制限があります。
背面側は、電源ケーブルだけというスッキリとしたデザインがされています。
HP ENVY100は電源を内蔵しているので、電源ケーブルの途中にACアダプタは有りません。また、この薄い筐体の中に、PIXUS MG6130同様、自動両面印刷機構が装備されています。
タッチ式コントロールパネルには、指でフリックして切り替えることが出来る各種機能が表示されています。
ここに、様々なWebサイトにアクセスして、パソコン無しで簡単に印刷することが出来る「アプリdeプリント」(Print Apps)が表示されます。HP ENVY100は、「US Yahoo!」「クイックフォーム」「Disney」「DreamWorks」「数独」「タブロイド」などのライトアプリに加えて、「ぐるなび」「ぐるなびレシピ」「ウエザーニュース」といった、絶えずサーバー上に情報を取得する「プレミア アプリ」を利用することが出来るようになっています。
例えば、ぐるなびレシピからお店を検索して、お店の情報を印刷するといったことが出来ます。
HP ENVY100をインターネットに接続し、HPサーバー上への登録が完了すると、プリンタ側に固有メールアドレスが振られ、そのメールアドレスが印刷された用紙が印刷されて出てきます。
ここに書かれたメールアドレス宛に、テキストメールや、PDF、Wordなどを送信すると、、HPのクラウドサーバー側が受信して、データーをPCLデータ変換処理を行い、それをプリンタに送信することで、印刷が行われます。
なお、テキストメールや、PDF、WordなどはA4サイズで印刷され、写真はL版サイズで印刷されます。
試しに、iPad内の写真をメール添付し、そのメールにテキストを入力して印刷を行ってみたところ、最初のA4用紙にテキストだけが印刷され、次のA4用紙上に、L版サイズで印刷されて出力されました。
関連エントリー:日本HPのプリンタ機能「メールdeプリント」解説で分かったiOS 4.2に追加される「AirPrint」の仕組み
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!