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InterBEE 2010:パナソニック、Final Cut Proで3D映像素材を編集する「Dashwood Stereo 3D Toolbox 2」を展示

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Dashwood Stereo 3D Toolbox 2

Dashwood Stereo 3D Toolbox 2

InterBEE 2010において、パナソニックが、AG-3DA1で撮影された 3D映像素材を Final Cut Studio にて編集するためのプラグインとして、Dashwood Cinema Solutions社の「Dashwood Stereo 3D Toolbox 2」を紹介していました。


AG-3DA1で撮影したデータを L/R のそれぞれについて Final Cut Studio の "Log and Transfer" で取り込んだ上で、基準となる映像を決めた上で Stereo3D Toolbox を適応すると、3D を作成するための他眼データを指定出来るようになり、指定によって自動的に 3Dデータへと変換されます。

3D効果の持ち上がりなどを編集するための各種パラメーターも調整可能ですが、「余りやり過ぎると視聴者の眼に負担を掛けるので、デフォルト値のままぐらいが丁度よい」という事でした。

なお、3D データとしては各種型式が選べますが、一番簡単なのは Side by Side 型式。Side by Side 型式で編集しつつ、DVI や キャプチャカードの SDI で業務用 3Dモニターに対してプレビューを表示することで、モニターがSide by Side 型式のデータを 3D にして表示してくれますので、Final Cut Studio にて 3D効果の係り具合を確認しながらの編集作業が可能となります。

Stereo3D Toolbox は試用版が配布されているので購入前に試せる上に、購入しても15万円弱。

主要な3D合成方法にしか対応していないStereo3D Toolbox LE であれば 1万円弱で購入出来るので、AG-3DA1のような3Dカムコーダを購入したら是非試して欲しいという事でした。



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