CP+2011:ソニー、Eマウント採用の「NXCAM HDカムコーダー」イメージモデルを展示
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
CP+2011において、ソニーが、35mmフルサイズCMOS で 1080/60P AVCHD収録に対応する、Eマウントレンズを利用可能な「NXCAM HDカムコーダー」のイメージモデルを展示していました。
NXCAMシリーズに分類されますが、想定ユーザは「映像も始めたプロのスチルカメラマン」。
このために、グリップが取り外し可能となっており、通常の横位置撮影の他に、「今後、そのような表現方法が増える事が予想されているから」縦位置でも映像をしっかりとグリップして撮れるようになっています。
NEX-αシリーズと、NXCAM HDカムコーダーの決定的な違いが「音」の扱い。
NEX-αシリーズは「映像も撮れるスチルカメラ」なので 1080HD解像度以上の静止画が撮れる代わりに音の入力は貧弱ですが、NXCAM の場合は 1080HD解像度までの映像しか取れない代わりに電源供給もされるファントムマイク端子が 2口装備されます。
なお、この音に関する違いは、NEX-αシリーズがもっと成熟するまでは残り続ける製品の区別化ポイントであり続ける事になるようです。
展示されているモックアップモデルは「まだまだモックアップ。形のイメージはにているが、このままの形ではリリースされない」というモノ。
モックと製品の一番の違いとなるであろう点は内蔵の液晶モニタであり、現在は横開きですが「NEX-VG10 の横開きモニタは非常に評判悪かったので」ということで、モニターは、HDR-AX2000のように上部に付く予定という事でした。
出荷予定は 2011年上半期で、想定価格は 60万円。
Panasonic の「AG-AF105」と比較される位置付けの製品となるであろう、という事でした。