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アイファイジャパン「Eye-Fi Mobile X2」発売記念イベントを開催

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Eye-Fi Mobile X2

Eye-Fi Mobile X2

アイファイジャパンによって、「Eye-Fi Mobile X2」発売を記念したブロガーイベントが開催されました。


Eye-Fi Mobile X2 はコントローラを一新した Eye-Fi X2シリーズ のミッドレンジモデル。エントリーモデルの「Eye-Fi Connect X2」と比較すると 2倍の容量となる 8GB の記憶容量を持ち、ハイエンドモデルの「Eye-Fi Pro X2」と比較すると RAWデータのワイヤレス転送が出来ない上に、撮影地の位置情報を記録する GeoTag機能がオプションとなっています。

ちなみに、Mobile X2カードの市場予想価格は 7,980円。Connect X2 カードが 1,000円値下げされて 5,980円に、Pro X2カードが約6,000円値下げされて 9,980円となりましたので、Eye-Fiカードは 3ラインナップが 2,000円づつ離れてラインナップされる事になります。


Mobile X2カードにはEye-Fi X2 シリーズの特徴である、撮影中にEye-Fiカードの保存容量が足りなくなった場合にPCや写真共有サービスに転送を完了している写真が有れば、それらの写真を消去することで撮影の継続を可能にする「エンドレス (撮影) モード」や、Wi-Fi接続環境が無い状況でもEye-Fiカードが Wi-Fi AP となる事で専用アプリをインストールした携帯端末に対して撮影データを直接転送可能とする「ダイレクト (転送) モード」は当然のように搭載。このために、一眼レフなどで撮影した高品位なデータを素早く iPhone などの携帯端末に転送する事が可能となり、転送された画像は iOS 標準のカメラロールに保存されることから Instagram のような写真編集ツールで補正したり、Twitter にアップロードする事が非常に簡単に出来るようになります。


思い返せば、人間の歴史はインスタント化で充実をしてきており、1901年にはインスタントコーヒーで寛ぎを、1958年にはインスタントラーメンで空腹を、1972年にはインスタントフィルムで写真の入手をインスタント化しました。しかし、これらは味や品質などに多少の犠牲を払うものでした。対して、2011年に Eye-Fi が実現した「ダイレクトモード」によるインスタントな写真アップロードは「一眼レフのような素晴らしい品質の画像を、ソーシャルメディアなどで広く伝えるのを簡易化する」ものであり、品質や広がりなどについて犠牲を求める事は無い所か、カメラや iPhone などと連携することで一層の活用を促進させるものとなっています。


さて、Eye-Fi をダイレクトモードで iOS と接続した際に iOS 側で写真データを受信するために利用する「Eye-Fi」ですが、これまで英語インターフェイスだけだったものに日本語インターフェイスが追加されました。英語インターフェイスでも難しい操作は一切無いので大きな問題とはなりませんでしたが、それでも日本語インターフェイスが用意された事による精神的な敷居の低下は大きなものが有ります。


CASIO Connect

CASIO Connect

Eye-Fi の展開として、カシオの新型カメラ「EXILIM EX-TR100」の付属アプリ [CASIO Connect] にEye-Fiテクノロジーが採用され、カメラとPC をUSBケーブルで接続すると撮影したデータを PC に吸い上げた上で Eye-Fi社のクラウドサービス「Eye-Fi View」へのバックアップアップロードや、他の写真共有サービスに簡単に写真をアップロード出来るようになっているという事でした。


また、Eye-Fi Mobile X2カードは ソフトバンクセレクションとして、ソフトバンクショップなどで展開するようになるという事でした。


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