Yahoo! JAPANの知識検索サービス「知恵袋」の中の人に聞いた、知恵袋の楽しみ方
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Yahoo! JAPANで行われた「知恵袋」座談会に参加してきました。
この、生活者のさまざまな知恵が集まる、便利でうれしい場となり、リア充ライフを日々サポートすることを目的とした日本最大のQ&Aサービスである知恵袋は、2004年4月からサービスが開始されてから、質問総数は約6,300万件、回答総数は約1.5億件、登録者数は約830万人にもなるそうです。
サービスの拡充は毎年行われていて、近年だと、2008年に、iPhoneレイアウト対応、専門家回答などを追加し、2009年に回答ひろばや地図投稿機能などを追加し、2010年に、閲覧専用のiPhoneアプリ「チエビジョン」、iPhoneレイアウトからの投稿機能、知恵袋マスター制度などを開始したそうです。
マスターの方々は、グレードの最上位「グレード7」に位置する方々の中から、ほぼ選ばれているそうです。
閲覧数が50万を超えている質問の中からピックアップ紹介されたのは
・家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
・夫がシーチキンを抱えて夜な夜な散歩に出掛けています。 浮気でしょうか?
・酷いでつ!この前彼氏の家を家捜ししたときエロ本をハケーンしてしまいますた(゜ロ゜)...
・僕には好きな人がいます!!中3です 真剣な質問です。僕の人生が懸かっています。...
・僕は彼女がいて一度手をつないだのですが次に会うときに手をつなごうと言い辛いの...
・はじめまして。中2男子の母です。息子に携帯を買い与えたら、メールの内容が悲惨な...
・お友達に半身浴を薦められ、やってみましたがうまく行きません。 鼻や耳にお湯が入...
これは、思わず笑ってしまうものもあれば、ドラマを想像してしまうような内容のものもあり、質問という言葉の意味の深さを感じられるような気がします。
この閲覧数が多い質問は、Yahoo! JAPANのトップページにある「みんなのアンテナ」でピックアップされるそうで、ここでピックアップされた記事は、10万〜50万の閲覧数がある質問なんだそうです。
ネットレイティングスの調査「長著しい知識・情報共有サービス、「Yahoo!知恵袋」の利用者数は1年で2.7倍に。日本の「Wikipedia」利用率、利用頻度も米国を大きく上回る」(2008年)によれば、日本やアジアでは、質問好きだと言えるかもしれないと話してました。
知恵袋の回答率は、サービス全体平均で約9割以上と高く、ベストアンサーに「お礼」をする「知恵コイン」を集めるコレクターの方もいるほど、ヘビーユーザーがいるそうです。
インターネットサービス利用者の初心者の方は、例えば、検索をする場合、渋谷で焼肉店を探すと仮定しすると「渋谷 焼肉」とキーワードを使って検索しますが、そもそもキーワードを使って検索することを知らない人は「渋谷で美味しい焼肉のお店」と、文章を入力して検索を行ってしまい、検索ヒットが少なく、自分で探せないから、知恵袋で質問する場合もあり、初心者の人にとって、知恵袋は役立っているようです。
様々なカテゴリーが用意されている中で、コンピュータテクノロジーは、質問数が少ないようです。
また、質問が投稿されてから回答が無いと1週間ほどで消えてしまい、質問が残らない仕組みになっているそうで、これだと、同じ質問をした人が過去にいたとしても、回答が無ければ検索結果としてはヒットしないことになるわけです。
また、ベストアンサーが確定しまうと、変更することは出来ないそうで、より知識のある人が見た場合、必ずしもベストではないかもしれない場合もありそうです。
今まで、検索からヒットした時のみにしか見たことがなかった知恵袋ですが、質問を見て、回答してあげれば良かったかもと思う内容もあったかもしれないと感じ、ちょっと、どんな質問があるのか見てみようかな?と思いました。
みなさんも一度「知恵袋」の質問を見てみると良いと思います。