Blackmagic Design、Thunderbolt対応2K/3Dキャプチャーボックス「UltraStudio 3D」の実働デモ展示レポート
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Blackmagic Designが、2011年6月16,17日にアップルセミナールームにて「NAB 2011新製品説明会」を行い、Thunderbolt対応2K/3Dキャプチャーボックス「UltraStudio 3D」の実働デモを行っていました。
UltraStudio 3Dは近日85,980円で発売が開始される、ThunderboltでMacと接続して利用できる 2K対応ビデオキャプチャボックスです。
ボックスには SDI インターフェイス・HDMI が搭載されていますが、ブレイクアウトケーブルを接続する事で、S-Video や RS-422デッキコントロールが可能になります。
Blackmagicのサイトで公開されている製品写真には、Thunderbolt ポートが 1つしか有りませんが、デモが行われていたモデルでは 2ポート搭載されていました。
この Thunderbolt ポートの搭載数については「2ポートの方が良いとは思っているが最終決定はしていない」という状況であり、最終製品版の仕様は未定ということでした。
また、Thunderboltの電源供給量だけでは足りないため、バスパワー駆動では無いそうです。
デモ環境は、MacBook Pro (17-inch Early 2011)を起点として、Thunderbolt 経由で Promise社のRAID「PROMISE Pegasus R6」、UltraStudio 3D がデイジーチェーン接続されるという接続形態でした。
このデモセットにおいて、Pegasus RAID の中に収録されたビデオデータを MacBook Pro で Blackmagic Desktop Video を使って再生しつつ、同じ映像を UltraStudio 3D からSDI接続されたモニターにリアルタイムプレビューをするという事が行われていました。
発売は2011年07月を予定していて、正規代理店を通じて、予約受付が開始されています。
なお、Thunderboltケーブルについては「未定では有るが、恐らく付属しない。別途購入して頂くことになると思う」という事でした。