第15回国際電子出版EXPO:写研、OpenTypeフォントを年内リリースすると発表
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第15回国際電子出版EXPOにおいて、写研が、写研フォントの開放を試みはじめるとし、年内にOpenTypeフォントを発売すると発表していました。
ブースでは、Adobe InDesign CS5 日本語版を使用して、フォントの頭に「SK」が加えられた写研のOpenTypeフォントを使ったデモが行われていました。
写研は、写植機納入先向けにOpenTypeフォントを提供していたようで、そのためOpenTypeフォントはすでに揃っていて、どれを第一段階として発売するかについて来場者のアンケートを元に検討しようと考えているそうです。
また、iPhoneアプリなどの電子書籍向けのフォントとしても提供を計画しているそうで、ブースでは「石井ゴシック」「石井明朝」などのフォントが入ったiPad 2を使ったステージデモが行われていました。
印刷の世界では先駆社だが、デジタル出版の分野では後発会社となるため、先駆社にひけをとらないような攻めの姿勢で望むつもりなので、期待して下さいとのことでした。
担当者の個人的な意見と断りながらも、組版は制約であってデザインではなく、デジタル出版には、そうした制約が無いにも関わらず、制約の中に居続けようとする考えも変えられたらなと話してました。
あと、「いまどきWebサイト持ってない企業も珍しいと思いますが?」と質問すると、「それも検討しています。」と回答されていました。
なお、もらった名刺にはメールアドレスがありませんでした。