デジタルフォト & デザインセミナー 2012:茂手木秀行氏、Adobe Camera Raw 7.1の使える細かい変更点を紹介
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アドビ システムズとコマーシャル・フォトが共同開催した「デジタルフォト & デザインセミナー 2012」において、茂手木秀行氏による「NIKON D800 & ニッコールレンズ〜 36 メガピクセルを活かすプロフェッショナル撮影術」と題したセミナーが行われました。
Adobe Photoshop CS6 日本語版のAdobe Camera Raw 7.1は、露光量の調整機能が変わり中間調が潰れなくなったと説明していました。
また、プリント設定の画面表示サイズを変更することが出来るようになり、印刷時のプレビュー画面を見られる「プリントカラーをプレビュー」の表示サイズが大きくなって確認しやすくなったと紹介した。
大判デジタルカメラで撮影すると「モアレ」が発生しやすいが、Adobe Camera Raw 7.1から追加された部分補正ブラシに追加された「モアレ軽減」を使用することで、編集作業がしやすくなったと紹介していました。
Adobe Photoshop CS6で全ての作業が行えるわけではなく、ニコンの「Capture NX 2」では、アストロノイズリダクションを使って、輝点ノイズ除去が行えるが、Adobe Photoshop CS6では出来ないので、この機能を取り入れて欲しいと要望してました。
ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D800」からHDMIスルーで、Blackmagic Designのソリッド・ステイト・ディスク用のポータブルSDI/HDMIキャプチャー・再生デバイス「HyperDeck Shuttle」録画し、Marshall Electronicsの「V-LCD50-HDI」でモニターチェックする環境で高画質動画撮影を行ったと紹介していました。
Adobe Photoshop CS6では動画ファイルそのものを扱う事が可能になり、フォトグラファーがイメージする高品品質動画制作が行えるようにもなったと紹介していました。