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エプソン販売、インクジェット複合機「Colorio EP-805Aシリーズ」商品体験会レポート

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Colorio EP-805AR

Colorio EP-805AR

エプソン販売が、2012年9月8日に「フルモデルチェンジで登場!エプソン「カラリオ・プリンター」新商品体験イベント」を開催し、2012年プリンターの最新モデルとなるインクジェット複合機「EP-805A/AR/AW」の説明会を開催したので参加してきました。

EPSONのインクジェットプリンタは 2000年より「デジタルフォトユース」に最適化するという目標に向けて進化して来ましたが、EP-805 は一歩進んだ、「スマートフォン & クラウド」に最適化するモデルの第一世代となります。


「スマートフォン & クラウド」世代となる事によって、綺麗に印刷するという「デジタルフォトユース」時代のプリンターのミッションは当たり前のこととなり、これからは「24時間携帯するコミュニケーション機器であるスマートフォンとの高い親和性を持ち、より身近な存在になること」が求められます。

まず身近な存在になるために、体積の 40%減が行なわれました。これは、紙送りユニットの改良、インクノズルの 0スタート (移動量0 であっても、適切な量のインクを吐出する)、インクタンクの全面見直しなど、設計の全てを見直す事によって実現しています。


40% 削減することによって、これまで机のサイドデスクや家庭の電話台に「プリンターが乗りはするものの、端の方が少し飛び出してしまう」ということが無くなり、スマートに設置する事が出来るようになります。

収納の邪魔になりがちな、CDラベル印刷トレイは底面に収納スペースが出来ています。


前面給紙・前面排紙が基本系となり、厚紙は後ろから差せるものの、1枚づつしか置けなくなり事実上の「手差し」となりました。


なお、この変更に伴ってインクタンクの設計変更が行われており、これまでの EP-800番台シリーズで使われていた 50番インクタンクは利用出来なくなり、新規に開発された 70番インクタンクを利用することになります。インクタンクの容量については「非公開情報なので」という事で不明ですが、「出力した場合のページ単価については変更ありません」という事でした。


また、家庭に置かれるプリンターということでカラーリングの見直しが行われ、ブラックモデルには多少の青味が入る事でブラックと言うよりも濃紺に、レッドモデルはピカピカのガンメタ系な赤色から、少し落ち着いた赤色となりました。

これによって、置き場所を選ぶことがより少なくなったと思われます。


iPhoneとの親和性向上については、これまで搭載されていた AirPrint に追加して、Wi-Fiルータが存在しない場所でも AirPrint 出力を可能にする「Direct AirPrint」が可能になりました。

これは、EP-805 が一時的に Wi-Fi 基地局となり、最大で同時4台までのスマートフォンからの接続を可能にするもの。

これによって、遊びに行った友人宅などでも簡単に印刷出来るようになります。


これまで通り、メモリースロットは装備されています。

このように、EP-805Aシリーズ はこれまで以上に様々なシチュエーションで簡単にプリント出来るようになる新世代を切り開くモデルとなっています。







エプソンダイレクト株式会社


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