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KDDI、iPad miniとiPad (4th generation)のWi-FIモデルは法人向けのみの販売と説明

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KDDIが、KDDIデザインスタジオにて、iPad よりは顔の小さい (iPad mini よりは大きい) 田中社長と、iPad mini よりも顔の小さい "重盛さと美" さん による iPad・iPad mini 発売記念イベントが行われました。

田中社長によると、現在の日本ではタブレット市場はまだ立ち上がっていない状況。

この市場に 7.9inch という使いやすく、サイズも十分に小さい iPad mini が発売されることで、2013年から普及が加速して行くと考えているという事でした。

ちなみに、iPhone も含むスマートフォンの普及率は、au 契約者の中では 約3割だそうです。

あと7割の人が変更をする余地があるという状況であり、「まだまだ成長する」という見通しになっています。

このようなスマートフォンと、タブレット端末の契約者数の比率は 4:1 というのが現状。しかし、タブレット端末の大きなディスプレイによる情報閲覧性の高さやバッテリ持続時間の長さ、それに加えて LTE による意識しないでも高速に繋がるネットワークとの親和性の高さなどから、スマートフォンとタブレット端末の販売比率は将来的には 1:4 というように「現状と逆転する事も有り得る」という考えを持っているそうです。

このようなタブレットのブレークスルーに必要なのは、生活導線内に LTE 回線を漏れなく準備する事。

この目標に向けて、LTE の基地局整備を今後のペースを上げて進めて行くという事でした。その整備の 1つの成果として、2012年12月末までに地下鉄の駅は99%、2013年03月末までには駅間も 90% にまでLTE通信範囲とすべく整備を進める目処が立った事が発表されました。

 なお、au が掲げる 3M 戦略 に基づき、LTE で接続するのは移動中の通信であり、移動先や自宅などの拠点での通信は LTE以上に高速な接続が可能になる Wi-Fi での通信に収容することが目標になっています。

ちなみに、au は Wi-Fi版 iPadシリーズを一般販売する事は無いものの、法人契約者に対しては要望が有れば個別販売は行うというスタンスだそうです。

さて、ようやく iPad シリーズの発売が開始された KDDI による販売戦略としては、SIM が刺さっているけど、使われずに放置されている端末を量産するようなシェア率向上を意識するのでは無く、まずはタブレットを使うシチュエーションを分かりやすくアピールし、タブレット型端末の利用率を向上させたいという事でした。

このような タブレットの良さをアピール出来るコンテンツの 1つとして「ビデオ」コンテンツが有ると考えており、来年の早い時期に iPad から「ビデオパス」サービスを利用可能になるように開発を進めていると発表が有りました。

また、「au スマートパス」においても幾つかのゲームから順次 iPad への最適化が行なわれることが発表されました。


このような各種説明、発表が終わったところに、ゲストの"重盛さと美" さん が登場。


iPad mini を渡された"重盛さと美" さん は私物のバックと比較し、「何時でも両手が使えるように、小さいバッグを肩に掛けて歩くのが好きなのですが、そんな小さいバッグにも iPad mini ならすっぽり収まります」という事で、iPad mini であれば軽く小さいので、これまでの生活スタイルに溶け込む事が容易に可能である事をアピールしていました。


最後に田中社長による「iPadもauは本命」の掛け声でイベントは終了しました。

田中社長自ら「KDDI が iPad に対応したのは、ここを見れば分かりやすい」と指さしてアピールしていました。


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