第28回DTPの勉強部屋 勉強会:渡邊和仁氏、Photoshopを「速く」「巧く」「効率良く」使いこなす。
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第28回DTPの勉強部屋 勉強会が、ウインクあいち小ホールにて行われ、オーエスティー社 東京営業所 所長 総合プロデューサー兼レタッチャー、渡邊和仁氏が「Photoshopを「速く」「巧く」「効率良く」使いこなす。」と題した講演が行われた。
1990年のAdobe Photoshop 1.0からのAdobe Photoshopの歴史を紹介した。Adobe Photoshop 2.0のバージョンから使っているだけに、機能追加された情報がとても細かいマニアな紹介を行った。
Adobe Photoshopを極めたいのであれば基礎をしっかり学ぶことが大切で、Adobe Photoshopはエンジンが進化し続けているので、最新版を使用することが良く、ワコムの「Intuos5」を使ってマウスを使用しなくなったそうです。
モニタはEIZOの高品質製品を使用し、PCも最新に超したことはないと説明した。
レイヤー構造についての作成における作業手順をリクエストされた仕事に対してどのように行うのかを細かく説明した。
このレイヤー作業を3つの色の異なる図形で紹介した。
デジタルカメラの性能が格段にアップしてきているため、プロが撮影した写真でなくても、上手く起こすことが出来ると紹介した。
撮影条件が悪い条件下で撮影した写真をどのように商品写真として編集していくかについて細かく説明した。
元写真に上に背景を複製し、その他のハイパスを使ってエッジだけを抽出して合成することで、印刷向きのシャープネス編集が行えると説明した。
また、別のiPad miniで撮影したホーム画面のスクリーンショットを斜め方向から撮影したiPad miniに合成する方法なども紹介した。
デジタル合成すると、マスクのエッジがデジタル風になり不自然になるため、レイヤーマスク側をぼかして馴染ませると良いと紹介した。
拡大縮小すると画像が劣化するため、なるべく非破壊しないでオリジナルデーター編集出来る最新版のAdobe Photoshopを使用した方が良いと説明した。
不透明度は%数値入力に数字キー打ちで入力出来ることも紹介した。
モデル写真を使ったレタッチ作業について、写真全体の構図変更を行う必要がある場合、最初に全体の骨格を編集する作業を行うのがポイントだと説明した。
ゆがみツールを使用する場合、Adobe Photoshop CS6から搭載されたMercury Graphics Engineの性能により、以前のバージョンよりも圧倒的が違うと紹介した。
デジタルレタッチはやり過ぎてしまう場合もあるため、オリジナル写真を残して絶えず比較することが重要だと説明した。
新規レイヤーを作成し、前レイヤーを対象にすることで、スタンプ修復や修復ブラシなどを使って修正作業を行っていくと説明した。
これは、予算に加えて、紙やWebといった使用媒体の違いによって作業量を調整しているそうです。
ゴミ取り作業を行ったあとに肌修正を行うが、全てを統合した新規レイヤーを作成し、明るさの中間値フィルターでおおざっぱにフィルターを掛け、不透明度を調整することでソフトぼかし調整を行い、レイヤーを作成して、黒を白で部分的に起こすことで部分的な肌補正を行う方法を紹介した。
デジタルメイクを行う場合は、メイクテクニックを知っていると作業効率がアップすると紹介した。
塗り絵であることには変わらないので、肌質感を別から持ってきたり、「ノイズを加える」を使用して、デジタルノイズを加えて写真の粒子感を追加して馴染ませたりする方法を紹介した。
最後に歯や目のコントラスト調整を行い、レタッチ調整の流れを説明した。