MacWorld Asia 2013:日本の繊細さで勝負をするトリニティ
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MacWorld Asia 2013において、とにかく目立つことをするブースに人が集まります。このため会場では大音量の音楽をかけるブースが多く、スピーカーの音が割れていても構わずボリュームをあげまくって競い合っているところも多いです。また配りモノをすると、一瞬の間に長蛇の行列ができ、配るものがなくなると、一瞬にして行列が消えます。それ以外では白人のモデルを用意して撮影大会をさせるのが集客の常套手段となっているようです。
今回のMacworld Asiaで日本から出展している会社は、ブースに日本でナンバー1のアクセサリーメーカーと唱うエレコム、トリニティ社、ミマキエンジニアリング社ぐらいでした。
このうちしっかりと日本語が話せるスタッフがいたのはトリニティー社でした。
新型iPhoneの発表直前とあり、新製品の展示は行なっていなかった同社のブースでは集客用として2名の現地大学生コンパニオンが中英日の3カ国語で商品を説明を行っていました。
また、1時間に数回、来場者に綿飴を配るサービスも行なっていました。
普段は白い綿飴ですが、何回かに1回はわざわざ日本から持ち込んだコーポレートカラーの黄緑色にあわせた粗目で黄緑色の綿飴をつくっていました。
綿飴の配布はとにかく人気で、本当はプロの綿飴作りの方もブースにいたのですが、「俺にもつくらせろ」という人が続出。
同社のブースでは基本的にはお客様による綿飴つくりはお断りしていたそうですが、写真の男性は中国政府からもらった綿飴づくり職人の許可証を持っていた、ということで特別につくらせてもらっていました(最初はうまかったのですが、後半は失敗していました)。
ちなみにMacworld Asiaでは(というか中国はどこも)、そこかしこに警備の軍隊の人が立っていますが、その内の約1名も、綿飴が欲しくてしょうがなかったようで、距離をおいてずっと見守っていました。
(文:林信行)