ニコンのNikon Df 体験イベント「Nikon Digital Live 2013」で「Df」をチェック(茂手木秀行氏解説動画付き)
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ニコンが、2013年11月16日にTKPガーデンシティ品川にて、Nikon Df 体験イベント「Nikon Digital Live 2013」を開催しました。
D4 のエンジンを、F3 風な筐体に収めた最新一眼レフ「Df」は、最近のカメラでは滅多に見られなくなったダイヤル類が存在感を持っている軍艦部が最大の特徴です。
ダイヤル類は頻繁に使われる範囲をカバーをしていますが、1段ステップでの設定となっています。
最近の細かい設定になれている人は、ダイヤルにて1段刻みで大まかな設定を決めた上で、コマンドダイヤルにて1/3ステップの設定変更を掛ければ良く、この操作に慣れると「表示を見なくてもパパッと設定が追い込める」ようになる操作性という事でした。
もし、操作に慣れない場合でも、最近は RAW データで有れば1段程度のズレは余裕で救出できるので、「素早く大まかな設定をザザッと取ったら、あとはシャッターを切る方に集中するのが良いと思う」というのが説明員さんのコメントでした。
筐体とデザインこそ F3 風ですが、シャッターを切った感じは最近の NIkon の一眼レフと同じ。軽めなボディのせいか、ミラーショックを結構感じます。
1つ気になったのが、SDカードのスロット位置。縦位置グリップが用意されない (底面に接点すら無い) Df の仕様のためか、底面から開けるバッテリ室の中に SDカードスロットも入っています。最近の Nikon 一眼レフはグリップ部の専用窓を開くとカードスロットが有るデザインでしたので、驚きました。
メカニカル操作を覚えているかどうかで取っ付きやすさが大きく左右されますが、最新鋭の技術を搭載しつつもアナログ操作によって非常に素早く操作ができる1台となっています。一度は手に取って試してみると良さが分かるかと思います。