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第4回神戸医療イノベーションフォーラム:杉本真樹氏 「医療を変えるインセンティブ・プレゼンテーション」(プレゼンテーションセミナー)

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第4回神戸医療イノベーションフォーラムにおいて、神戸大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野 特命講師杉本 真樹氏が、プレゼンテーションセミナー 「医療を変えるインセンティブ・プレゼンテーション」と題したプレゼンテーションを行った。


Appleの「Thirty Years of Mac」で紹介された文章は「手術を中から外に可視化」と表現しているが、8時期間にもわたるインタビューを、1行で紹介したもので、まさにこれがプレゼンテーションだと話し、写真は4,000枚撮影した写真の中から選ばれた1枚だと話した。


Appleの取材チームとディスカッションする中で、彼等は、Macそのものよりも、Macが何をしたか?それによって人々にどう影響を世の中に与えたか?を伝えることにフォーカスしたいと言ったと紹介した。


留学していた2008年に、Apple本社の医療ページデザインの仕事を行った時があり、その時、Think differentキャンペーンが飾ってあり「人類を進化し、その人々にツールを提供する」と書かれていたと説明した。


プレゼンテーションで世界が変わるかと言われるが、医療の現場では、文字ばっかりで、読んでるだけでの古いプレゼンテーションが行われていて、何も変わっていないと説明した。

脱プレゼンを行おうと話し、人それぞれのプレゼンテーションスタイルがあり、それを真似てもしかたがないと話した。


論文と発表、読み原稿と配布資料、学会発表と後援会、会議と説明は、どれもイコールではないと説明した。

「Why?」から考えてプレゼンテーションを作成することが重要で、観衆と空間を共有するつもりで考え「WinWin」になる関係を構築出来るようにするべきだと説明した。


杉本氏は、昔は、黒い背景、白い文字、赤い点といった画一的なプレゼンテーションを作成していた時期があったが、とても退屈なものでしかなかったと回想した。

プレゼンターとオーディエンスが共有出来るよう考えるようにすることが大切だと語った。


脳科学では、こうしたプレゼンテーションに関連する研究資料があり、10分間隔でピンポイントを入れることが重要だと説明した。


iPad発売イベントにおいて、発売前なのにiPadを活用した事例を紹介したと説明した。

多くの取材を行ってもらったが、その後、しっかりとした成果を出す事で事例として採用されることになると語った。


ソフトバンクの孫社長に呼ばれ「Softbank Days 2010」で講演することが出来たと話した。

杉本氏は、これはチャンスだと直感し、最高のプレゼンテーションを行うことを心がけ、短い時間ではあったが伝えたい事をしっかり語る事が出来たと説明した。


次世代の医療環境を実現する志を持つメンバーが集う「Team医療3.0」を立ち上げて活動を行っていると伝えた。


具体的なプレゼンテーション方法について説明し、まずは、プロットを手描きし、何を伝えるべきなのかを考える必要があると説明した。

タイトル(What)、中身(How)、まとめ(Why)ではなく、Why、How、Whatの順でなければならないと説明した。


コアとして「何を得たか?何が伝わるか?何を変えるか?」を絶えず考えるべきだと語り、身近な課題や普遍的なテーマを紹介し、解決策や独自のアイデアを提案し、社会的な価値や達成目標を示すことがテクニックとして使覚えた方が良く、そのコアを中心に置き「Why、How、What」で進めるのが格言だと話した。


スライドのデザインも重要で、引き算の美学と言われるように黄金比によってプレゼンテーションデザインを行うようにデザインを行うと紹介した。


3分割法にのとってパワーポイントに注目してもらえる部分に何を配置するかを考えると紹介した。

これはカメラ機能の3分割法でも活用でき、このグリッド線は中央に被写体の要点を配置するのではないのだと考えると紹介した。


演者の前の足下にモニターを配置することで、背面を見ながら話す事がなくなり、前スライドが表示出来ればより次の内容を踏まえながら話しが出来ると紹介した。


また、プレゼンテーションでは、声量、声質、間も重要で、Keynoteのエフェクトに頼り過ぎるのも良くないと紹介した。


Death by Keynoteによって、最低限の機能だけで伝わるようにデザインを行った方が望ましいと語った。

また、レーザーポインターも使用しないプレゼンテーションを作成した方が良いとも語った。

杉本氏は、プレゼンテーションにはルールは無いがマナーは有ると語った。




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