ターガス・ジャパンが、2009年1月20日に京王プラザホテルにて開催した「Targus for Mac」発表会に行ってきました。

なお、関連エントリー「MACWORLD Expo 2009：Targus for Mac」で紹介した製品以外でレポートしたいと思います。

ターガスが発表したオプチカル方式のワイヤレスマウス「Targus Wireless Mouse for Mac」と「Targus Bluetooth Laser Mouse for Mac」には、クリックホイールが無く、変わりに「オプチカルスクロールウィール」なる、光学式センサーが搭載されています。

このセンサーは、前後左右といった４方向の指の動きを認識し、スクロールウィールと同じ動きを実現してるそうです。

しっかりと指が乗せることが出来るため、おもわずクリックボタンとして使用出来るかと思い、押してみたのですが、それは出来ないようです。

ただ、加速度機能はないのですが、このオプチカルスクロールウィールは、iPhone 3Gの液晶画面をフリックするような動作をすると「フリースピン」機能が働きます。

このマウスは、Mac OS X環境では、特にドライバを必要としないで動作するのですが、マウス本体の左側に装備されている「デュアル・プログラマブルボタン」機能を有効にするために、付属のTargus Deviceソフトウェアが必要になります。

この、プログラマブルボタン機能への割当は、ショートカットキーの割当てだけでなく、指定したアプリケーションの起動や、AppleScriptの実行だけでなく、ある決まった文字を記憶させ、それをペーストするといったことも可能になっています。

さらに、ファンクションキーやコマンドキーとの併用による機能割当ても設定することが可能のようで、プリセットも多数用意されていました。

どちらも単３電池２本で動作し、最高で６ヶ月間は電池交換無しで使用可能だそうです。

Targus Wireless Mouse for Macは、小さなRFモジュールが付属しているのですが、使用しない時は、本体のフタの裏側に収納可能になっているそうです。

価格については、Targus Wireless Mouse for Macは5,980円前後、Targus Bluetooth Laser Mouse for Macは7,980円前後で販売されるらしく、発売は２月上旬になるそうです。

Apple Storeでの取扱いについては、US Apple Storeでの扱いが始まっていない関係上、日本での扱いは不明だそうですが、交渉は行っているとのことでした。

同社の主力製品として、バッグ類もあるのですが、今回、Mac向けバッグ類のラインナップ「Targus Laptop Bags for Apple」シリーズを展示していました。

Appleインナーケースシリーズは、内部にMacBookを保護する鮮やかなオレンジ色の低反発バブルフォームが採用されています。これは、同社のバッグシリーズでも採用されてるそうですが、インナーケースの場合、開いてそのまま使用出来る設計のため、バブルフォームに高さがついているそうです。

また、トップローディング（上部の出し入れ）とクラムシェル（ジッパーでフルオープン）の出し入れに便利な2ウェイ開閉式を採用しているそうで、デスクで使用する時には、背後のスリットからケーブル類をそのまま接続することも可能になっているそうです。

バッグとして、Radiusコンバーティブル for 15" MacBook Pro」と「Radiusメッセンジャー for 15" MacBook Pro」が展示されていて、アクセサリーポケット等には、Macアクセサリーを想像させるアイコンが付いていました。どちらも、iPodのイヤホンを通すための穴が用意されています。

バックパック、ショルダー等でも使用可能なRadiusコンバーティブル for 15" MacBook Proには、バックパック時のショルダーストラップに、iPodのイヤホンを巻き付けるためのイヤホンケーブルホールが装備されていました。

バッグ類は、今四半期中に販売開始になる予定で、価格は10,000円前後と、かなり安価で販売される予定だそうです。

今回、発表された製品は、どれもWindows環境で使用可能ですが、敢えてMac向け製品とターゲットを絞り込んでおり、実際、マウスなどのパッケージには、Mac対応を示すロゴはあっても、Winodws対応を示すロゴは有りません。アップルでもない企業が、ここまでフォーカスするのは珍しいかも？と思ったのが率直な感想です。

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