MacZoo 2014:モリサワ、フォントワークス、ダイナコムウェア、最新フォントソリューションを展示
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MacZoo 2014において、モリサワが、年間ライセンスフォントソリューション「MORISAWA PASSPORT」や、クラウドフォント「TypeSquare」などの展示を行なっていました。
TypeSquareに関しては、高解像度化が進むiPhone/iPad端末に対応するため、導入する企業が増えてきているそうです。
2014年の新書体「UD 新ゴ ハングル」は、これまで海外企業からのライセンスを受けていた韓国語フォントとは違い、モリサワ独自で開発したフォントで、UD 新ゴのデザインコンセプトをハングルにも応用し、開発しているそうです。
こうした日本語フォントとアジアフォントのデザインにおける統一感を持たせる方向性で、色々と進めているそうです。
フォントワークスは、LETS会員向けに提供する「LETS Power Up Tool Kit 2014→2015」の展示を行っていました。
この無償素材サービスは、サービス開始頃は、他社の素材をライセンス提供していたそうですが、現在は、写真は全て撮り下しで、イラストに関しても、デザイナーに発注して独自イラスト素材として提供しているそうです。
解像度は300dpiで、カンプやウェブレベルであれば、高品質素材を利用出来るため、年間ライセンスフォントを含め、需要が高まっているそうです。
ダイナコムウェアは、年間ライセンスフォントソリューション「DynaSmart」の展示を行っていました。
アジア最大手のフォントベンダーである台湾DynaLabの日本法人である同社は、中国語フォントに強いだけでなく、古籍書体など、日本書体の歴史を現代に再現したフォントも色々と開発しているそうです。
同社のフォント使用許諾は厳しいという声があることについて質問すると、他社と比べて映像利用などで別途契約を必要ではあるものの、印刷物での使用であるとか、画像化によるウェブ利用などは行なえるので、使いにくいとは考えていないと回答していました。