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Mac isLand:DISセレクション 2009 & Mac isLand

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DISセレクション 2009 & Mac isLand

DISセレクション 2009 & Mac isLand

日本の大手IT系ディストリビューターとして知られる「ダイワボウ情報システム」が、2009年2月10日にANAクラウンプラザホテル大阪にて、一般参加可能な展示会「DISセレクション 2009 & Mac isLand」を開催していました。

今回は、Macだけの展示ではなく、東芝、パナソニック、日本エイサーといったWindows PCメーカーの展示も加わった総合展示会となってました。


デジタルサイネージ

デジタルサイネージ

アップルブースでは、ダイワボウが提案するソリューションが複数展示されていて、今回は、iPod touchとiMacを使った「デジタルサイネージ」の提案が追加されていました。こうしたデジタルサイネージソリューションは、ソニーも力を入れていますが、端末の画面を直接触らずに、iPod touchを使うという提案は、メンテナンス性とファッション性の両方が兼ね備えられたタイプとして注目されそうです。


CLARiX AX4

CLARiX AX4

VMwareを買収したEMCジャパンが、なミッドレンジ・ネットワーク・ストレージ「CLARiX AX4」の展示を行っていました。このストレージは、データのスナップショット・コピーを作成して、バックアップ/リカバリを無停止で行なえる「スナップショット」機能などが特長だそうです。

なお、春頃を目処にMacに正式対応する予定だそうで、SANインフラストラクチャ、VMware仮想インフラストラクチャとして、Macと一緒に提案出来るようになりそうです。


APC RS 550

APC RS 550

UPS部門でBCN AWARD 2009を受賞したエーピーシー・ジャパンが、まだ未発表のAPC RSシリーズの次世代モデル「RS 550」を参考展示していました。なお、この製品は、日本発として3月発表だそうです。

業務用コンピュータのための高性能保護装置向けの「APC RSシリーズ」と、小規模オフィス向けの「APC CSシリーズ」を合体したような感じです。

環境に配慮した設計が採用されているそうで、550VA仕様ながらAPC CS 500VAより小型化されスリムになっています。

また、アラームが鳴った場合、とりあえず音だけを消せる「ミュートボタン」も追加されているそうです。


FinePix F200EXR

FinePix F200EXR

富士フィルムが、FinePix F100fdの後継機「FinePix F200EXR」(2月21日発売)の展示を行っていました。

ボディは従来機と同じですが、隣り合うCCDを同じ色に反応する配列にすることで、感度をハード的に上げる仕組みを採用したことにより、高感度撮影時のノイズ低減を実現しているそうです。

FinePix F100fdの実感度は最大ISO3200で、増感することによりISO16400、ISO12800まで上げられましたが、記録画素が3分の1の300万画素に激落ちしていましが、FinePix F200EXRでは、ISO6400感度で600万画素、ISO12800で300万画素といった具合に変更されています。落ちると言っても、CCD面積が拡大されたとも言え、逆転の発想といえそうです。

また、撮影する被写体に応じてシーンが自動的に変わる「EXR AUTO」が新たに搭載されていて、シーン選択のダイヤルを変える必要がなくなっています。



LUMIX FT1

LUMIX FT1

パナソニックが、新型LUMIXを全機種参考展示していました。なかでも完全な新型機種である、同社初の防水・防塵仕様のデジタルカメラ「LUMIX FT1」がSAMPLE機展示が行われていたことに驚きました。

これは、同社として初めて、ズーム機構を本体内に納めた屈曲光学系ズームレンズ機で、さっそくズーム速度を試してみたところ、オリンパスの「μTOUGH-6000」や、ペンタックスの「Optio W60」と比べて、遅い部類に入ると思います。


AVCHD Lite

AVCHD Lite

ただ、AVCHDの1080p/720p記録に対し、パナソニックとソニーが共同で策定した720p記録「AVCHD Lite」(1,280×720px MPEG-4 AVC/H.264、音声ドルビーデジタル)撮影が行なえるというのがでれだけアピールポイントになるかでしょうか。YouTubeの推奨HD動画サイズ範囲内なので、10分以内に納めれば、そのままアップロード出来ると思います。

ちなみに、このAVCHD Lite撮影機能は、LUMIX TZ7にも採用されています。この2機種には、miniHDMI端子が装備されています。なお、miniHDMI端子搭載機のUSB接続コネクタの形状は従来のLUMIXシリーズとは異なった形状のようです。


PT-LW80NT

PT-LW80NT

別の場所で、パナソニックの無線LAN接続映像出力に対応した業務用プロジェクター 「PT-LW80NT」や、「PT-LB51NT」などを展示していました。

PT-LW80NTは「Wide Wireless Presentation with MacBook」としたMacBookワイヤレスとの提案パンフレットまで作成しているほど、Macを意識した製品露出が行なわれていました。

Macに対応したワイヤレスマネージャーME5.0を使用することで、1台のプロジェクターに複数台のMacの映像を無線LAN経由で切換え表示出来たり、1台のMacから最大8台までのプロジェクターに同じ映像を投写することが可能だそうです。

中型・小型プロジェクターとして、他社からDLP方式を採用したモデルも出ていますが、映像のクオリティや、本体温度が60℃を超えてしまうといった点が、パナソニック品質を満たしていないこtから採用する予定はないそうで、4000lm以下のモデルは液晶式となるそうです。

なお、1028 x 800pxのW-XGA表示に対応したPT-LW80NTは、7月に発売開始となるそうです。



ScanSnap S1500M

ScanSnap S1500M

PFUが、発売を開始したばかりのパーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500M」の展示を行っていました。

イタリアのデザイナーによるヨーロピアンテイストのデザインが採用されていて、前モデルの「S510M」より質感がかなり向上しています。デザイン的には、Windows用の「S1500」の方が、最近のMacとデザイン的にマッチする気がしました。

本体が稼働していることを示す青色のLEDランプと電源ボタンが一体化されていて、原稿サイズを調整するサイドガイドも細くなっていました。

クイックメニューも従来デザインから一新され、アイコン配列のポップアップ式に変わっています。


CardMinder

CardMinder

この製品には、I.R.I.SのCard OCRエンジンを元に、同社が独自開発した名刺管理ソフトウェア「CardMinder」がバンドルされています。

読取りは、とくにガイドを名刺にあわせることなく、本体に名刺を読込ませるだけで読取ってくれ、その名刺画像から必要な情報を認識してくれます。

また、読取り時に裏面も同時に読込んでくれるため「名刺万能 for Macintosh」より便利だと思います。

Mac OS X Leopardのアドレスブックとは同期アイコンを押すだけで、その他の方式に書き出す場合として、vCard、CSV、テキストファイル出力も行なえます。


展示会場では、スピードクジ抽選会も行なわれていました。最近の展示会としては珍しく、iMac (Early 2008)、iPod touch (2nd generation)、iPod nano (4th generation) 10個、iPod touch (2nd generation)、AirMac Extremeベースステーション 2個、Apple TV 2個などのアップル製品や、ネットPC、プリンター、デジカメなどいった豪華な景品が用意されていて、外れても、菊水總本店のDiSロゴ入り瓦せんべいや、各メーカーから提供されたノベルティ類がドカっと渡されます。


ちなみに、私は、なんと!iPod nano (4th generation)/8GBが当たってしまいました。

あと、未発売のMicrosoft Arc Mouseのホワイトモデルがなぜか展示されてました。


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