Miselu製ワイヤレス音楽キーボード「Miselu C.24 KEYBOARD」発表会レポート
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ソフトバンク コマース&サービスが、Miseluのワイヤレス音楽キーボード「Miselu C.24 KEYBOARD」を日本で発売すると発表し、MISELU社の 吉川欣也CEO によって、記者向け説明会が行なわれました。
MISELU社は、吉川CEOが40歳の2008年に創業した会社で、吉川CEOの人生において3社目の創業会社。"MISELU" という社名は「魅せる」という日本語の他、並べ替える事で「U_SMILE」とも読めるので、非常に気に入っているという事でした。
そして、MISELU社創業から6年目にして初めての製品が「C.24」となります。
MISELU社創業当初は音についての開発、研究を行っており、2011年には Android ベースにタッチパネル音響機器の開発を目指していたものの、それらについては全て製品化せずに終了。
その後に2.5年の歳月をかけて、世界初の MIDI over Bluetooth LE対応のキーボードとなる「C.24」が開発されました。
「C.24」は手軽に音楽を楽しむために、モバイル性を重要視したデザイン。
このために持ち運ぶ際には iPad のカバーのようになり、iPad と一体化します。
iPad と繋いでいる留め金を外すと、24鍵のキーボードが出現。
コンパクトを保ちつつ、キーボードとしてのタッチフィーリングを出すためにC.24 の1つ1つのキーの下には磁石が入っており、ケースにセットされている磁石と反発させることで打鍵フィーリングを出しています。
打鍵の検知には光センサを利用。各キーの背面にはミラーが入っており、キーの下には発光体と受光素子が各キーに2つづつ存在。
この受光素子への光の入り方で打鍵の速度と強さを検知するようになっています。
このようなメカニカル設計によってサイズと薄さからは想像できないような打鍵フィーリングと、高感度な打鍵情報が取れるようになっています。
これらの打鍵情報は MIDI 信号に変換され、Bluetooth を経由してペアリングされたデバイスへ伝えられます。
現在 MIDI over Bluetooth に対応している C.24 と連携できるデバイスとして確認しているのは iPad、iPhone の他、OS X Yosemite 搭載マシン。これら以外のAndroid や Windows への対応は 2015年内の実現を目指して開発中ということでした。
iPad で C.24 を利用する際には「Miselu KEY」という専用の制御アプリを利用することで、同時最大4台までの C.24 とのペアリングが可能。
4台の C.24 を接続した際には 96鍵のキーボードが使えることとなります。MISELU Key.app で複数台の C.24 とペアリングした際の認識順序はMISELU Key.app 任せ。
このために、どのC.24が低音域をカバーし、どのC.24が高音域をカバーするのかという事は、MISELU Key.app で C.24 をペアリングさせた上で、C.24 のキーを幾つか叩き、MISELU Key.app のUI画面で反応するかどうかを見て手動で並べ替える必要が有ります。
このようなコンパクトさと、キーボードとしてのフィーリングを両立させた C.24 の動作電力は内蔵のリチウムイオンバッテリから供給。
1回のフル充電で 20時間の連続稼働が可能です。
発売は、日本国内では本日より24,800円 (8%消費税込み) で開始。
これは全世界でも初めてのローンチとなります。
Bluetooth やバッテリなどの承認を取れる事が確認できている アメリカ、カナダ では2015年01月に、続けてEU、韓国でも発売開始し、その後にアジア各国など順次販売エリアを広げて行くという事でした。