大塚商会 実践ソリューションフェア2015:山元賢治氏、グローバル時代を生き抜くリーダーの条件
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
大塚商会 実践ソリューションフェア2015 名古屋会場において、アップルコンピュータ株式会社社長で、コミュニカの山元賢治氏が「グローバル時代を生き抜くリーダーの条件〜世界企業アップル、IBM、オラクルで学んだこと〜」と題した講演を行いました。
山元塾の教科書「覚悟108」を紹介し、山元私塾の卒業生は1,000名を超えており、きづき、しげき、げんきによって、リーダーとしての自覚をあらためて考え直すべきだと話した。
山元塾の教科書「覚悟108」を紹介し、山元私塾の卒業生は1,000名を超えており、きづき、しげき、げんきによって、リーダーとしての自覚をあらためて考え直すべきだと話した。
また、主語を言わない。結論を言わない。といった日本における慣習は世界では通用しないと話した。
The only constant is Change(地球上でたった一つの真実は変わり続けるということだけ)の言葉を紹介し、人間社会は変わり続けており、その変わり続ける状況の中で、今の現状を維持しようとする考え方は間違っていると話した。
30年前はブラウン管テレビで、上に干支の物を置くことが出来たが、今は、薄型液晶ディスプレイに変わり、上に物が置く事が出来なくなった。
上に物を起き続けることに拘ることは意味がないことが分かる。しかし、30年前には想像出来なかった事だと話した。
今は、ちょっと変わったぐらいでは、真似したと言われるような状況で、革新的なものを世の中に出すことは至難の技だと話した。
1964年と現在とは65歳以上が占める割合も名目GDPも高くなり、その中で、英語力は変化がないと話し、海外からの恩恵を被っている状況に対して、どうやって恩返し出来るのかと考えると問題だと感じており、そのため英語塾を開いていると話した。
Steve Jobs氏は「A computer in the hands of everyday people.」と言って、高額だったコンピュータを一般の人でも買える「パーソナルコンピュータ」を売り出した。
ジョージ・オーウェルの小説「一九八四年」を元にしたTVCM「1984」を紹介した。
日本が大好きで、自宅の中に桂離宮の模した建物を持つラリーエリクソン氏の家に、孫正義氏を3時間というスケジュールで会わせたところ、英語で坂本龍馬の話しだけして帰ったというエピソードを紹介した。
情熱を注げることを仕事にしているか?自分にとっての達成感とは?を考えた事はあるかと話し、何をしたいか?という具体的な目的式を持たないことはもったいないと思うと話した。
iPodは最初、東芝のHDドライブが入っていて、ミュージックデバイスという認知はされ難かったが、写真を見れるようにしたり、動画を見れるようにしたり、少しずつ改良を重ねる事で売上は伸び続けたと説明した。
世界のヴァイスプレジデントが50人集めて初代iPhoneの説明を行なったとき、世の中にある携帯電話は、電話番号を入力するボタンを備えることで著しく制限がかけられている。このボタンを電話をかける時だけ表示するようにしたら便利になるのではないか?と話したと紹介した。
その説明会で、日本の市場では、おサイフケータイが無いと売れないと思うと質問すると「必要無い」と即答されたと語った。
世界一人件費が高い日本で、瞬時に決断出来ない状況は、世界からみて「とても決断力が遅い」と思われていると話した。
インターネットの普及によって、情報量が爆発し、ネット空間を支配する英語コンテンツの中から、自分の責任で授受選択する時代だと話した。
「I believe the only constant is change.」を例文として、英語の発音についての違いを説明した。
また、母音と子音との発音の使い方によって、音が流れるように話すことが出来るようになると話した。
アジアの国々を回ったとき、リーダーで、存在するだけの状態で、責任は他人に押し付ける国は日本だけだと話した。
また、会議で発言しない日本人は、英語を話せないか、バカだやつがきたと思われている場合が多いと話した。
手紙から電子メールにコミュニケーションが変わり、現代は、LINEなどSNSによるコミュニケーションへと変遷している。それは、コミュニケーションの変化であって、受け入れる必要があり、そして早いレンスポンスを求められる状況にあることを受け入れる必要があると話した。