CES2016:SONY、4Kハンディカム「SONY FDR-AX53」を発表
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CES 2016において、SONYが、新型の4Kハンディカムとして「SONY FDR-AX53」を発表していました。
FDR-AX33よりも安価に高品位な4K映像の撮影を一般に普及させるためのモデルというのが、その位置付けです。
実機を触ったところ、サイズ・重量共にFDR-AX33とホボ同等でした。
しかし、受光素子のセンサーピッチを1.6倍とし、光学系も刷新したことで、出来上がりの絵は全然違うレベルになっているという事でした。
また、FDR-AX33で問題として指摘が多かったAF性能については「Fast intelligent AF」の採用によって約2倍の速度と高い合焦性能を持つと説明されました。
実機で気になったのは液晶パネルの品質。
4K映像を撮影するカムコーダですが、液晶パネルはこれまでと変わらぬ品質と操作系統になっていますので、機種変更しても違和感が無い一方で、ピントの山が掴み辛いなどの問題があります。
発表会においては5.1ch対応の内蔵マイクの性能向上が挙げられていましたが、CESの展示会場という環境では差が分かるような撮影はできませんでした。
「FDR-AX53」は2016年春に、US$999-を目安とした価格を目指して発売するように準備中ということでした。
なお、「Fast intelligent AF」とタイムラプス撮影機能を追加した HDカムコーダとして「SONY HDR-CX675」と「HDR-CX455」も発表されていました。
by Michio Higashi