CES2016:住友電工、Thunderbolt 3対応ケーブルを展示
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CES 2016において、住友電工が、Thunderbolt 3 ケーブルについて、USB・Thunderbolt・DisplayPort に対応した20Gbps (10Gbps × 2レーン) 通信ケーブル 0.75m と、USB・Thunderboltに対応した 40Gbps (20Gbps × 2レーン) 通信ケーブル 0.5m について Intel の認証を取得し、出荷できる準備が整ったとして展示が行われていました。
試作品であるためにロゴなどが印刷されていない状態でしたが、Thunderbolt 3 に対応した USB Type-C ケーブル にはコネクタ部に Thunderbolt ロゴを入れることが規則付けられることとなるらしく、それらの印刷などの準備を行った上で 2016年第2四半期には出荷を開始したいということでした。
なお、価格は「まで決めていない」という事でしたが、Thunderboltケーブルと比較して「著しく高い」ということは「市場に価格理由で受け入れられなくなる」ために考えていないということでした。
ただ、Thunderbolt 3 ケーブルはコンペチターが「台湾に1社、存在する」という事で想定よりも激しい価格競争が発生してしまう可能性があることが懸念されているようです。
今回承認を受けたのは「Thunderbolt 3 Passive」(20G/40G)に対応するケーブルだそうです。
今後「Thunderbolt 3 Active」(40G)に対応するケーブルと今四半期中に開発し、2016年末までには出荷可能な状態に持って行きたいということでした。
Thunderbolt 3 Passiveは0.5mまで40G転送、0.75mまで20G転送可能で、DisplayPort接続の場合は20G転送となり、Thunderbolt 3 Activeは2mまで40G転送可能ですが、DisplayPort接続は対応しないそうです。
なお、「Thunderbolt 3 Active」ケーブルについては 2mという長いケーブルを用意するということでした。