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実践ソリューションフェア 2009:アドビ システムズ、3次元データの「見える化」を説明

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大塚商会が、4月8日,9日にヒルトン名古屋で開催した「実践ソリューションフェア 2009」において「3次元ファイルの活用とものづくり現場における「見える化」の実践方法」と題したセミナーを行なっていました。


日下部氏は、業務の漠然とした部分を数字なので客観的に、また図表なので視覚的に把握する取り組み「見える化」について説明し、効率化に適したワークフローとツールを用いることで、作業効率の改善が見込まれると説明していました。

特に、CAD制作ワークフローにおいて、どのように見える化を行なうかについて、同社として「Adobe Acrobat 9 Pro Extended」(Windowsのみ)と「Adobe Photoshop CS4 Extended」を紹介していました。


Adobe Acrobat 9 Proでは、Autodesk AutoCAD、Microsoft Visio、Microsoft Projectファイルを、VisioおよびAutoCADのレイヤー、Visioのオブジェクトデータを保持したまま、ワンクリックの簡単操作でPDFに変換することが可能で、さらにAdobe Acrobat 9 Pro Extendedでは、3DコンテンツをPDFに変換し、主要なCADアプリケーションで作成された2Dおよび3DモデルをPDFに変換することが可能で、高価なCADツールや専用ビューワを必要としないので、より多くのプロジェクト関係者との共有が可能になっているそうです。

Adobe Photoshop CS4シリーズでは、Windows Vista 64-bitに対応した64-bit版を提供しており、32-bit版と比較して、劇的にパフォーマンスが向上していると説明していました。(参照:Windows Vista 64-bit版で使うPhotoshop CS4


Adobe Acrobat 9 Pro Extendedとの連携し、Adobe Photoshop CS4 ExtendedでCADデータをレンダリングして作業が行えるため、作業環境の効率化と、コストの削減が行なえると説明してました。


展示会場のブースで、昨今のデジタル一眼レフカメラの動画撮影機能への取り組みとして、アドビ システムズはどう考えているのか質問したところ、一部のカメラマンの方々から、デジタル一眼レフカメラで撮影した動画をAdobe Photoshop Lightroomを使って管理したいという意見があることは認識しているが、それだと製品としてのコンセプトから外れてしまうそうで、また、Adobe Photoshopで動画編集を行ないたいという意見もあるかもしれないが、Adobe Premiere Proで作業を行った方がよく、デバイスとしてカメラを使用したから、カメラ編集ソフトで全てを行なうという提案は市場が求めていることなのか?と考えると疑問で、静観している状態だとコメントしてました。




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