Apple、WWDC2017発表の新製品ハンズオン
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WWDC2017の基調講演後に、今回発表したiMac (2017)、iMac Pro (2017)、iPad Pro (12.9-inch) (2nd generation)、iPad Pro (10.5-inch)、MacBook (Retina, 12-inch, 2017)、MacBook Pro (2017)のハンズオンが行われました。
iMac Pro (2017)は、iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)と筐体デザインは同じで、色がスペースグレイとなっています。
Intelから、18-core Xeon Turbo Boost 4.5GHzのプロセッサは未発表のため、詳細は不明です。
また、見るだけで触ることはできませんでした。
背面ポートは、3.5mmヘッドフォン、SDXCカードスロット(UHS‑IIに対応)、USB 3 x4、Thunderbolt 3 x4(USB-C)、10Gb Ethernetが装備されています。
外部ディスプレイは、2台の外部ディスプレイで5Kサポート、4台の外部ディスプレイで4K UHDをサポートしています。
メモリは標準32GBでCTOで128GBまで増設可能です。
製品情報の内部画像には、2,666MHz DDR4 ECCメモリスロットが4つ搭載されていますが、ユーザーによる増設は出来ないようで、Genius Barなどに依頼する必要がありそうです。
iMac Pro (2017)には、本体色と同じスペースグレイMagic Keyboard(テンキー付き)、スペースグレイMagic Mouse 2が同梱されます。
CTOでスペースグレイMagic Trackpad 2も選択できます。
なお、これらのアクセサリーの単体発売は未定だそうです。
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)、iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2017)は、液晶ディスプレイが、十億色対応、500ニトの輝度、広色域(P3)表示に変わりました。
なお、ターゲットディスプレイモードには非対応となっています。
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)、iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2017)、iMac (21.5-inch, 2017)は、全てThunderbolt 3ポート搭載モデルに変わっています。
iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2017)、iMac (21.5-inch, 2017)は、Apple正規サービスプロバイダにてメモリ増設が可能になっています。
MacBook Pro (2017)は、Kaby Lake世代のCore iプロセッサを採用し、GPUも性能アップしています。
Thunderbolt 3ポートなど、その他の変更点はありません。
macOS High Sierraがインストールされ、Metal for VRアーキテクチャーに対応したFinal Cut Pro XでVRコンテンツ作成作業を、HTCのヘッドマウントディスプレイ「VIVE」を使って体験することが出来ました。
VRプラグイン開発者として知られるDashwood Cinema SolutionsのTim Dashwood氏がAppleに転職したのは、この為なのかもしれません。
Metal 2ではThunderbolt 3接続による外部GPUボックスが利用可能になりますが、そのデモ周辺機器として、Sonnet TechnologiesのThunderbolt 3接続PCI Express拡張システム「eGFX Breakaway Box」が接続されていました。
温度制御静音ファンを装備し静音性と優れた冷却性を提供します。
MacBook (Retina, 12-inch, 2017)は、Kaby Lake世代のCore m3、Core i5、Core i7プロセッサと、
最大50パーセント高速なSSDストレージが搭載されています。
また、新たにAppleの第2世代のバタフライ構造を採用したことで、MacBook Pro (2017)に近い剛性感のあるキーボード入力が可能となっています。
iPad Pro (10.5-inch)は、iPad Pro (9.7-inch)の高さ240mm、幅169.5mm、厚さ6.1mmと比較して、高さ250mm、幅174.1mm、厚さ6.1mmと少し縦横が大きくなっています。
264ppiは変わらず、2,048 x 1,536ピクセル解像度から2,224 x 1,668ピクセル解像度に拡大されています。
iSightカメラは、iPhone 7と同じ1200万画素、f/1.8の6枚構成レンズ仕様となっています。
iPad Pro (12.9-inch) (2nd generation)は、これまで、iSightカメラ性能や液晶性能が、iPad Pro (9.7-inch)よりも劣っていましたが、今回、iPad Pro (10.5-inch)の仕様と同じになったことで最強のiPadの座に戻りました。
Live Photos、Retina Flash、True Toneフラッシュ、写真の広色域キャプチャ、自動HDR写真、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、連続オートフォーカスビデオ、1080p(120fps)スローモーションビデオ、パノラマ(最大63メガピクセル)などが利用可能になっています。
iPad Pro (10.5-inch)用キーボード「10.5インチiPad Pro用Smart Keyboard - 日本語(JIS)」と、iPad Pro (12.9-inch) (2nd generation)用キーボード「12.9インチiPad Pro用Smart Keyboard - 日本語(JIS)」が販売されます。
これまでiPad Pro用Smart Keyboardは英語配列版しか販売されていませんでしたが、今回から日本語配列版も販売されるようになりました。
Siriを搭載した家庭向けスピーカー「HomePod」は、A8プロセッサを搭載し、7方向に向いているツイーターや、高出力ウーファーが搭載されています。
上部にはSiriを思わせる、ゆっくりと点滅するカラーLEDが搭載されています。
音響特製を自動検知し、Apple Musicと連携するそうですが、ハンズオンに展示されていたモデルは、音を聞くことが出来なかったので、外観を見るレベルでした。
Wi-Fi接続の全方位スピーカーのため、ステレオサウンドに拘る方は2個必要かもしれません。
余談ですが、基調講演会場で使用されていたデジタルミキシングコンソールは「DiGiCo SD7」だそうです。
iPadアプリ「DiGiCo SD」を使用してリモートコントロールも可能だそうです。
写真:#アップルノート