カシオの世界初2.5Dプリントシステム「デジタルシート」が凄い!
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カシオが、第28回 設計製造ソリューション展で、世界初2.5Dプリントシステム「デジタルシート」を展示していました。
専用紙を使って、4色カラーインクによるカラー印刷するだけでなく、表面に繊細な凸凹を加えることが可能な業務用プリントシステムです。
2017年7月以降に500万円ほどで販売する予定だそうです。
印刷システムも本体内に内蔵されており、Photoshopファイルを取り込み、大型画面タッチパネルで操作する仕組みとなっています。
専用紙は、PAPER基材とPET基材の2種類で、A4、A3サイズ(マイクロフィルム有り/無し)が用意されています。
自動車のダッシュボード製造メーカーなどに試験導入してもらい、ダッシュボードの革の質感を再現する試作段階で好評だったそうです。
実際にどんなものが印刷できるのかというと、例えばランニングシューズの底のデザインを立体印刷することが出来ます。
仕組みは、紙素材の間に熱により膨張するマイクロパウダーを積層し、それを近赤外線を放射しバンプを形成することで実現しているそうで、革・布と糸のステッチを、エンボス、金型レスで同時に出力することが可能になり、なだらかな曲線まで自然に表現されます。
革にステッチを施された印刷サンプルを触っていると、これが紙だとは絶対に思えないほどリアルで驚きました。