Acronis、Instagramバックアップ対応の最新バックアップツール「Acronis True Image 2018」を発表
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
アクロニス・ジャパンが、最新のバックアップツール「Acronis True Image 2018」の配信開始に伴い、新機能の説明会が行われました。
Acronis True Image はAcronis 社のコンシュマー向けバックアップツールです。
今年初頭に「Acronis True Image 2017 New Generation」がリリースされたばかりですが「Acronis True Image 2018」は2017NG と比べても240項目以上の機能が強化されています。
2017NG に搭載されたのがランサムウェアからシステムを防御する「Acronis Active Protection」機能。2017年01月のリリース以来、10,000ユーザ以上 15,000回以上のランサムウェア攻撃からの防御に成功するという非常に高い効果を発揮している機能となっています。
この Acronis Active Protection が 2.0 へバージョンアップした事で、これまで Windows のみであった動作プラットホームが macOS でも動作するようになっただけでなく、これまではファイルの挙動だけで判断していたものがプロセスまで監視しての防御を行うことになりました。
監視するプロセスのついては、受けた攻撃パターンを Acronis社が AI によって学習し、その結果をクライアントに定義として随時配信することで正確性を維持し続けるようになっています。
また、これらの対策で防御されたランサムウェア攻撃は「ダッシュボード」画面において視認できるようにもなっています。
バックアップ性能については、システムを常時5分おきに監視して差分を取得していた「NonStop」バックアップが強化され、バックアップの取得先としてローカルストレージだけでなくNASを指定できるようになったことで「Continuous Backup to Cloud」となりました。
バックアップをNASへも取れるようにするために、ネットワーク処理の速度向上も行われています。
具体的には通信がマルチスレッド化されており、一番顕著なものではクラウドに取得したバックアップからの復元が最大3倍の速度向上を果たしたことが挙げられます。
更に、Facebook バックアップに続いたSNSバックアップとして「Instagram」バックアップ機能が搭載される予定となっています。
ただし、Instagramバックアップは動作するアプリがまだリリースされておらず、予定では「数日以内」に追加でリリースされることになっています。
Facebook とは異なり、Instagramはデータのバックアップ機能が提供されていないので、これをバックアップ出来るようになる事は画期的なこととなります。
これらの新機能を搭載した「Acronis True Image 2018」は永続ライセンスでパッケージ販売される「Standard」版、オンラインでサブスクリプションとして購入できるバックアップ用クラウドストレージが含まれる「Advanced」版、同じくサブスクリプションでブロックチェーン技術でバックアップデータの信頼性を保証する Acronis Notary を搭載した「Premium」版の3種類がリリースされます。
サブスクリプションとダウンロードの提供は開始されており、パッケージは 2017年10月13日より発売開始予定となっています。