アドビ システムズ、クリエイターの祭典「Adobe MAX Japan 2017」を開催
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アドビ システムズが、クリエイターの祭典「Adobe MAX Japan 2017」を開催しました。
オープニングは、アドビ システムズの佐分利ユージン社長が挨拶し、Creative Cloud製品やサービスに関する豊富な知識や効率的な使い方を知っているだけでなく、制作現場での様々な経験を併せ持つクリエイター「Adobe Community Evangelist」などを紹介しました。
デジタルメディア事業部門担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーBryan Lamkin氏が、今回のイベントには2,000人以上が参加していると話しました。
Adobe Creative Cloudは、アディダス、Yahoo! JAPAN、コカ・コーラ、清水建設、北海道大学など、多くの企業や学校で導入され、先進的なクリエイティブ環境で業務を行っていると紹介しました。
新しい日本語見出しフォント「貂明朝」を Typekit の書体ライブラリーにて提供を開始すると発表しました。
可愛くも妖しいをコンセプトに開発されたフォントで、本日から利用可能になると説明しました。
アドビ システムズの岩本崇氏は、Adobe Illustrator CCのベクターグラフィックを自然な外観を保ったままで変形させることができる「パペットワープ」機能を紹介しました。
アドビ システムズの轟啓介氏は、正式リリースとなった「Adobe XD」を紹介しました。
すでに多くのWebデザイン制作会社や、企業などで実践導入されていると紹介し、Webサイトやモバイルアプリのデザイン、プロトタイプ作成、共有までを1つのアプリで実現する全く新しいUI/UXデザインツールだとデモを交えて紹介していました。
アドビ システムズの栃谷宗央氏は、3Dと2D素材を組み合わせ、広告などの制作物のカンプから最終形までの制作を可能な次世代グラフィックツール「Adobe Dimension CC」を紹介しました。
このツールを使った作品が「Behance」にアップロードされており、どういった制作物が作れるのかが分かると説明していました。
衣装を着替えた栃谷宗央氏が、写真を愛するすべてのユーザーに向けた、オンライン連携可能なまったく新しい写真サービス「Adobe Photoshop Lightroom CC」を紹介しました。
いつでもどこでも、あらゆるデバイスで写真を編集、整理、保存、共有できると説明していました。
アドビ システムズの古田正剛氏は、編集から色調補正、オーディオ調整まで、初心者にもプロにも快適な制作環境を提供する動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro CC」を紹介しました。
360度VRビデオに対応し、360/VR向けイマーシブオーディオ編集や、テキストアニメーション全体の長さを変更しても、アニメーションの出現および消失のタイミングを保つことができるレスポンシブデザインへの対応などを説明していました。
アドビ システムズの仲尾毅氏は、人工知能「Adobe Sensei」の次世代技術をAdobe Sensei sneak previewとして紹介していました。
デジタルネイチャーというコンピュータと人の新たなる関係性を実証するため、実世界志向コンピュータグラフィクスやヒューマンコンピューテーション、アナログとデジタルテクノロジーを混在させたメディアアート表現などを用いて表現活動を行っている落合陽一氏が登壇し、デジタル技術によってクリエーションする未来のあり方について話していました。
アドビ システムズのタイプフェイスデザイナー西塚涼子氏が、今回のフォント開発におけるコンセプトや拘りなどを説明していました。
可愛くも妖しい明朝体という新しいデザインに挑戦しているだけでなく、デジタルフォントならではの遊びも含まれているそうです。
スイッチの鷹野雅弘氏、Derario Creativeの三浦将氏による「ベテランほど知らずに損してるPhotoshop[MAX Special]」が行われました。
ベテランユーザーほど見落としがちなPhotoshopの進化を中心に、日々の制作業務を効率化できる機能紹介が行われました。
スイッチの鷹野雅弘氏、フリーランサーのhamkoさんによる「ベテランほど知らずに損してる Illustrator MAX Special」が行われました。
ベテランユーザーほど見落としがちなIllustratorの進化を中心に、日々の制作業務を効率化できる機能紹介が行われました。
茂手木秀行氏が、ドローン撮影のコツから、撮影後の静止画やポストプロダクション時の便利な利用方法を具体的に紹介する「ドローン撮影、Photoshopで静止画と動画をシームレスに」が行われました。
シネマDNGで撮影することで、同一ファイルから高精細な静止画と色彩豊かな4K動画の作成が可能になり、それらをPhotoshop CCで編集するテクニックなどを紹介していました。
WORKSHOPとして、Pinterest の本社でインターナショナル・プログラムマネージャーを務める傍ら、Youtube チャンネル Blossomlink by Yuka や、ポッドキャスト Backspace.fm にて、ガジェットの話から旅行の様子まで色々配信している、Blossomlinkの大石結花さんによる「Character Animator で手書きのキャラクターが動き出す!」が行われました。
クリエイターが一同に会する大パーティー「BEER BASH」では、Adobeでテクニカルアーティストとして活躍する伊藤大地氏が、今後製品に搭載されるかもしれない現在開発中の最新機能を紹介する「SNEAK PREVIEW」を行い、5つの新技術を紹介しました。
Creative Cloudのフォント提供サービス「Adobe Typekit」ブースでは、ハッシュタグをつけてTwitterに投稿してくれた来場者に、貂明朝で作った限定缶バッチプレゼントが行われていました。
report by Michio Higashi