CES2018:Scentee、AI搭載室内向けアロマデフューザ「Scentee Machina」を展示
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CES2018において、Japan Tech ゾーンにAIを搭載した 室内向けアロマデフューザを開発しているScenteeが出展し、KickStarterでクラウドファンディングを開始した「Scentee Machina」を展示していました。
Scentee Machina は様々な香りの専用香水を入れたカートリッジを 4つセットできる「Scentee Machina Quattro」と 1つセットできる「Scentee Machina Uno」の2製品。
香水については花王と共同開発しており、現時点で14種類ほど開発されています。
使っている香水は、他の香水と比較して匂いの分子が細かくなっており、壁などに吸着しても風で直ぐ飛ぶようになっており、これによって特定の香りで部屋の匂いが決まるなどの問題が起き難くなっているそうです。
このカートリッジをScentee Machina にセットすると、カートリッジに設定された コードからScentee Machina が香りを識別。スマートフォンの専用アプリへ、セットされた香りを通知すると共に、サーバから セットされたカートリッジを組み合わせて出せる香りをサジェストされます。
このサジェストの選択を繰り返すことで、ユーザの好みの香りを学習して行きます。
また、セットされたカートリッジはScentee Machina にて重さを測定され、香水が無くなる前に次のカートリッジの発注をサジェストするようになっています。
カートリッジは香水の香りなどをセットするチップが入っているので、販売時にデポジットを設定し、カートリッジを返却することで返金をするなどのオペレーションや、カートリッジが無くなりかけたら自動発注する仕組みなどを検討しているそうです。
クラウドファンディングに出されている「Scentee Machina」はコンシュマー向けのモデルとなり、今後は法人向けのモデル、販売もロードマップには存在しているということでした。