マイクロソフト「Office for Mac 便利塾 2」レポート
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マイクロソフトが、「Office for Mac 便利塾 2」と題してApple Retail Storeツアーを開始し、Apple Store, Nagoya Sakaeでも行なわれました。
昨年開催された「Office for Mac 便利塾」では、年賀状作成が紹介されましたが、今回は、Microsoft Office 2008を使った「企画書・提案書」の紹介が行なわれました。
プレゼンテーション資料作成にあたって、後に紙ベースで配布することを前提としたスライド作成を行なうことがまだまだ主流だと説明していました。
マイクロソフトの「ワークスタイル成熟度全国調査ご説明資料」で使われたMicrosoft Office PowerPoint 2007によって作成された詰込み型のプレゼン資料が紹介され、遠くから見ている人には、内容を読取ることが困難だが、資料を配布して、それを画面で解説しながら進めてゆくプレゼンテーションでは有効だと説明していました。
最初に紹介したのは「Microsoft PowerPoint 2008 for Mac」で、スライドモード、アウトラインモードで表示を切換えながら作業が行なえると説明していました。
「企画」「提案」の構成の考え方として「現状->分析、課題ー>提案ー>結果」とする流れで、中身を充実させることが大事だと説明していました。
これを、Microsoft PowerPoint 2008 for Mac上で考えるよりも、Microsoft World 2008 for Macを使って、ノートレイアウトで作成し、ファイル>送信>PowerPointを選択して、Microsoft PowerPoint 2008 for Mac側で、スライドを自動作成してくれると説明していました。
Microsoft Excel 2008 for Macでは、Microsoft Office Excel 2007と同様に、エレメンツギャラリーでグラフ候補を表示し、好きなグラフデザインを選択してクリックするだけでグラフが作成されるようになっていて、これをコピー&ペーストで、Microsoft PowerPoint 2008 for Mac上に簡単に持ってくる事が可能で、これはExelデータを生の形で持ってきているため、自由に編集することが可能だと説明していました。
Microsoft World 2008 for Macからのデータを、Microsoft PowerPoint 2008 for Macのスマートアートグラフィックを選択することで、テキストデータを簡単にデザインレイアウトに変換してくれると説明していました。
また、テキストウィンドウに項目を追加すると、レイアウト情報も自動的に増えることをデモで紹介していました。
メニューの挿入>図>クリップアートを選択すると、Clip Galleryが起動し、様々な画像やイラスト素材を貼り込むことができ、オンラインボタンを押すと、マイクロソフトのMicrosoft Office Onlineが表示され、11 万点以上の無料のクリップ アート、写真、アニメーション、サウンドなどが自由に使用することが出来ると説明していました。
中身が大事といっても、プレゼンテーションの演出も重要で、デザインテンプレートから選ぶだけで簡単にエフェクトがかけられると説明していました。
また、画面切換えに用意されている「3−D」はMac版のみに用意されているエフェクトだそうです。
プレゼンテーションの応用編として、送信メニュー>iPhotoで写真として書き出しを行い、写真をiPhone/iPod touchと同期することも可能だと紹介していました。
Microsoft PowerPoint 2008 for MacファイルをKeynote '09にドラッグすることで、レイアウトは必ずしも完全位置ではないが、使用することも出来ると紹介していました。
また、2007 Microsoft Officeと同様に、デフォルトのファイル形式は「Microsoft Office オープン XML 形式」が標準になっているが、環境設定で標準の保存形式を旧式に変更することも可能だと紹介していました。
Microsoft Office 2008と、2007 Microsoft Officeでは、使用するOSに含まれているフォントと、それぞれが固有にインストールするフォントに違いがあるので、完全互換を求めるのであれば、「MS P ゴシック」「MS P 明朝」「MS ゴシック」「MS 明朝」「メイリオ」の5書体を指定すると互換性が保たれると説明していました。
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