トヨタ自動車の初代コネクティッドカー「クラウン」と「カローラ スポーツ」はCarPlayに非対応
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トヨタ自動車が、発表した高級乗用車「トヨタ クラウン」(S22#型)と、ハッチバック型のCセグメントクラス乗用車「カローラ スポーツ」(オーリス後継車)を発表し、トヨタ自動車ショールームにて展示を開始したのでチェックしてきました。
トヨタ クラウンはトヨタ店で、カローラ スポーツはトヨタカローラ店で販売されます。
クラウンのパワートレーンは、2.0L直噴ターボエンジン「8AR-FTS」に加え、2.5Lダイナミックフォースエンジン ハイブリッドシステム「A25A-FXS」、V型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステム「8GR-FXS」の3種類となり、4,606,200円〜6,906,600円の価格帯で販売されます。
従来のロイヤル、アスリート、マジェスタといったモデル体系は廃止され、スポーツセダンのみとなっています。
クラウンのコックピットは、遠方上方に8インチの遠視点ディスプレイを、手前にはタブレット感覚で扱える7インチのトヨタマルチオペレーションタッチが配置されています。
また、運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影する「カラーヘッドアップディスプレイ」や、目盛りや文字が浮いているように見える「オプティトロン2眼メーター」なども装備(車種による)されています。
カローラ スポーツはオーリスの後継車で、カローラシリーズとして12年ぶりのハッチバックスタイルの車となります。
スポーティなデザインにこだわり、走りにおいても、5大陸、延べ100万キロの走行試験を実施しているそうです。
カローラ スポーツのパワートレーンは、1.2L直噴ターボエンジン「8NR-FTS」と、1.8Lエンジン+ハイブリッドシステム「2ZR-FXE」が用意されています。
2,332,800円〜2,689,200円の価格帯で販売されます。
カローラ スポーツのコックピットは、HYBRID G“Z”、G“Z”には、高精細の大型7.0インチTFTカラー液晶画面をメーター内に搭載し、スピードメーターはディスプレイ内に表示され、アナログ/デジタル表示の切り替えも可能です。
その他のモデルには、4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+アナログメーターが装備されます。
同社の「T-Connect」サービスで、DCM専用通信機、iPhoneテザリング、Wi-Fiのうちどれかを利用する方式で、DCMを選択した場合は初年度無料でした。
トヨタがうたう「コネクティッドカー」の意味は、DCM専用通信機を標準装備とし、3年間無料で提供されます。
必ずDCM専用通信機が搭載されることで、ならではのワンランク上の安心・便利が利用可能な状態を意味しています。
2018年中に、有料だったiPhoneアプリ「T-Connect」は終了し、今後は、無料の「MyTOYOTA for T-Connect」と「TCスマフォナビ」を使用します。
なお、3年間の無料期間終了後は有料となりますが、契約を更新しない場合に備えて、Wi-Fi接続機能も用意されています。
プリウスPHV(ZVW52型)[Sグレードを除く]、クラウン(S22#型)、カローラ スポーツ(T-Connect対応販売店装着オプションナビ付車)で、T-Connect契約している車種で「LINE マイカーアカウント」機能が利用可能になっています。
LINEアプリに、愛車を友だちとして追加可能で、LINEを通じて、ナビの目的地設定やガソリン残量確認などができ、クルマに乗り込む前から乗車までを快適にエスコートしてくれます。
また、クルマの状態や走行データを詳しく知りたい時は、LINEアプリからMyTOYOTA for T-Connectアプリを呼び出すことが可能です。
T-Connect IDもしくはT-Connect IDと連携済みの「TOYOTA/LEXUS」の共通IDをLINE連携することで可能になるサービスで、利用できるのは1台のiPhoneのみとなり、家族で愛車のLINEアカウントをフォローしても利用できない仕組みとなっています。
クラウンに標準装備されている「T-Connect SDナビゲーションシステム」にiPhone Xを接続してみたところ、iPod機能は利用可能ですが、CarPlayには非対応でした。
これは、カローラ スポーツに装着可能な「T-Connectナビ」も同様で、CarPlayに対応したT-Connectナビが出てくるまでは利用出来ないことになります。