Sphero、様々なセンサーを搭載し、相互通信も可能になったスマートロボット「Sphero BOLT」製品説明会を開催
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Spheroが、スマートロボット「Sphero BOLT」の製品説明会を開催しました。
BOLTは明るい8x8 LED Matrixを内蔵しているので、リアルタイムのデータを動く光で表現したりできるようになっています。
赤外線通信機能が組み込まれ、BOLT同士を会話させることができるようになっています。
まったく新しいゲームで遊んだり、高度なコーディングの技を磨いたりできます。
光センサーが組み込まれたことで、光でコントロールも可能になったそうです。
プレイ時間は、これまでの2倍となる最大2時間操作可能になっているそうです。
内蔵されたデジタルコンパスにより、自動で正面方向を設定出来るようにもなっています。
iPhone/iPadアプリ「Sphero Edu」を使用し、合成音声を発しながら、別のSphero BOLTを探したり、連動運動させたりと、多彩なプログラミング動作が可能になっているとデモしながら説明していました。
さらにSphero BOLTの数を5台まで増やし、4台に悲しい顔を表示させ、笑う1台のSphero BOLTが接触すると笑い顔に変化するというデモや、1台のSphero BOLTが、残りの4台から逃げ回るといった動きのあるプログラミング動作が行えるデモなどを紹介していました。
教育向け特別パックとして、15個のSphero BOLTが入った「Sphero BOLT Education Pack」(23.8万円)や、Sphero BOLTの充電が行える頑丈なケースに入ったSphero BOLTの15個入りパック「Sphero BOLT Power Pack」(価格未定)も発売する予定だそうです。
今回の製品発表会にて、情報通信総合研究所のICT創造研究部特別研究員である平井聡一郎氏が、日本の次期学習指導要領について説明を行い、準備期間2年を経て、2020年に小学校でプログラミング教育が完全実施されると説明しました。
3年の準備期間を経て、2021年に中学校でもプログラミング教育は完全実施され、その項目の中に通信制御というのがあり、Sphero BOLTがもつ「赤外線通信」は重要な要素だと説明していました。
2022年には高等学校でも、情報科でプログラミングを使った学習が完全実施され、アプリ開発などが想定されると話していました。
これは、プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングで学ぶという内容で、日本史を英語で学ぶといった内容に近いようです。
Sphero BOLTは、ポリカーボネイト製で壊れず、完全防水であり水に浮くのも特長だと説明していました。
また、構造がシンプルで部品がなくならず、ワイヤレス充電のため管理がとても簡単だと説明していました。
Sphero BOLTは、シンプルな球体なので無限の可能性を秘めていると力説していました。