AI音声会話システム搭載「BMW 320i M Sport」をチェック
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BMW Group Terraceにて先行展示されていた、ニューBMW 3シリーズ セダン「BMW 320i M Sport」をチェックしてきました。
この展示車は、東京マラソン2019のBMW オフィシャルカーでもあります。
BMW 320iシリーズは日本市場先行モデルで、また、3シリーズのMスポーツモデルは日本市場で約55%を占めていることから、初期ラインアップに含まれているそうです。
なお、展示車は最終セットアップ前段階の展示だったため、いくつかの機能確認が行えませんでした。
エンジンは、B48B20B型2.0ℓ直列4気筒DOHCツインターボ・ガソリン・エンジンで、最高出力135KW(185ps)、最大トルク300Nm(30.6kgm)、燃料消費率JC08モードは15.2km/ℓという仕様です。
展示車には、オプションのデビュー・パッケージに含まれる19インチ M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング791Mが装備されていました。
タイヤは、ピレリのP ZEROで、フロントは225/40R19タイヤ、リヤは255/35R19ランフラットが装着されてました。
オートマチック・テールゲート・オペレーションとの組み合わせで、手を使わずにテールゲートを開閉することができる「コンフォート・アクセス」(スマート・オープン/クローズ機能付)が装備されていました。
足をリヤ・バンパーの下で素早く左右に動かすと、センサーの働きでテールゲートが開閉するようになります。
10.25インチのコントロールディスプレイと12.3インチのフルデジタルメーターパネルによって構成された「BMW ライブ・コックピット」が採用されていて、コントロールディスプレイはタッチ操作が可能です。
従来モデルに比べて表示領域が約75%拡大した「BMW ヘッドアップ・ディスプレイ」には、現在の車速やルート案内の矢印表示、各種の警告といったドライブ中に必要となるさまざまな情報が投影されます。
日本仕様では、追い越し禁止表示を含めた速度制限情報は表示されないそうです。
コンソールボックス内には、USB-Cコネクタが用意されていました。
USB-C to LightningケーブルでiPhoneを接続すると、BMW OS 7.0上で携帯端末機器として認識されます。
iPodモード利用が可能なので、ミュージックライブラリーアクセスができます。
センターコンソールボックスのフタを開けると、そちらにはUSB-Aコネクタが装備されています。
USB-A to LightningケーブルでiPhoneを接続すると、BMW OS 7.0上で携帯端末機器として認識されます。
センターコンソールボックスの奥には、Qiワイヤレス・チャージングが用意されています。
iPhone 8以降でQiワイヤレス充電に対応したiPhoneを置くだけで充電することが可能です。
展示されていたBMW 320i M Sportには、オプションのコンフォート・パッケージに含まれる「ストレージ・パッケージ」が追加されていたため、コンソールボックスの背面に、バックシート用USB-Cポートが2個装備されていました。
また、12V電源ソケットも装備されていました。
ワイヤレスCarPlay「Preparation for Apple CarPlay」は、BMW 2017モデル(1 Series除く)で、2017年8月頃から日本でも利用可能になっています。
利用するには、BluetoothとWi-Fi HOTSPOTの両方をオンにする必要があります。
接続設定が完了すると、iPhoneの設定>一般>CarPlayにBMW車種情報が追加されます。
Preparation for Apple CarPlayは、サブスクリプションによる有料サービスのため、展示車では表示するまでには至りませんでした。
ワイヤレスCarPlay接続設定をして知ったのですが、Bluetoothデバイスとして認識されたBMWとCarPlay接続する設定がBluetooth設定画面に表示され、そこで連絡先の同期、通知の表示のオン/オフが行えるようになっていました。
なお、通常のCarPlay設定で、ケーブル接続の場合に設定項目として表示される「ロック中にCarPlayを許可」の項目はありませんでした。
運転中でも音声を認識して、ナビや空調をコントロールすることができる「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」が搭載されています。
展示車はナビゲーションシステムが未設定だったため、オフラインで利用できる音声サービスのみしか試せませんでしたが「OK、BMW」を言わなくても、ハンドル上の音声ボタンを押すだけで呼び出すことができました。
iPhone/Apple Watch用アプリ「BMW Connected」を使用することで、iPhoneからBMWにアクセスして、遠距で操作したり、簡単に入庫予約したりできます。
iPhoneで目的地を検索し、車両のナビゲーション・システムに送信することができたりもできるそうです。