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CES2020:プライバシー責任者ラウンドテーブルにAppleのGlobal Privacy担当シニアディレクター、Jane Horvath氏が参加

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Chief Privacy Officer Roundtable: What Do Consumers Want?

Chief Privacy Officer Roundtable: What Do Consumers Want?

CES2020におけるスーパーセッション「Chief Privacy Officer Roundtable: What Do Consumers Want?」(プライバシー責任者ラウンドテーブル:消費者の求めるものは何か?)が行われました。

モデレーターは、Partner and Head of Research Wing Venture CapitalのRajeev Chand氏がつとめています。


AppleのGlobal Privacy担当シニアディレクターJane Horvath氏

AppleのGlobal Privacy担当シニアディレクターJane Horvath氏

AppleのGlobal Privacy担当シニアディレクター、Jane Horvath氏、Facebookのグローバルプライバシー&データポリシーチーム責任者Erin Egan氏、P&GのグローバルプライバシーオフィサーSusan Shook氏、アメリカ連邦取引委員会委員のRebecca Slaughter氏といった女性が参加しました。

トークセッションでJane Horvath氏はあまり発言していませんが、ワシントンポストの記者など会場からの質問の多くはJane Horvath氏に対しての質問が多かったです。


ワシントンポストのコラムニストが、去年のCESでAppleは「iPhoneで起こったことはiPhoneに残る」と記した大きな看板を掲げていましたね。と。私もそうですが、多くのジャーナリストが行った調査によれば、App Storeにあるアプリについて信頼ができるのか?と言えば、それは正しくはないという事です。

多くのサードパーティへ顧客の追跡データを提供を許してきました。例えば夜寝ている間なども。私が聞きたいのはそれらに対してAppleはどういった対処法をしているのかということです。

そういった行為を止めさせたり、子供向けのアプリについて手は打っていると仰るでしょう。しかし、私が知りたいのは前に「iPhoneで起こったことはiPhoneに残る」と仰いましたが、そのことを踏まえて、具体的にどういうことを検証の為に行ってきているのかと質問すると

Jane Horvath氏は、データのやり取り、保護には最大の注意を払い、その保護を確実なものにしていると話し、AppleがiPhoneのデータ収集を行うと、2週間ごとにチームとレビューをするので、チームはクラッシュデータなどを得たいかもしれない。膨大な時間の話し合いの中、本当にそれらの情報を収集していないことを証明するサンプルをするためのチームが必要で、引いてはそれはあなたを特定していないということを確実に証明することに繋がると説明しています。

別の人から、収集データの販売や消去データーをリストアするサードパーティに関してはどうかと質問すると、

Jane Horvath氏は、開発者のガイドラインでは、隔離という、多くのデータについて我々は即時性ある通知というものを持っています。

それは例えばアプリを開いて、あなたの位置情報を取得しようとする場合です。

あなたが「はい」と返事をするまで技術的にブロックをし、APIサンドボックスによってアプリがその情報にアクセスするのを拒否します。

だから、「はい」とうことによりアプリがあなたの位置情報へのアクセスをすることができるのです。こうすることでやっと意味を成すという事になるわけです。と述べています。


写真提供:コトプランニング



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