第2回【名古屋】HR EXPO:働き方改革関連法施行に伴う勤怠管理システムが多数展示される
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
2020年2月12日〜14日の期間、ポートメッセなごやにて「第2回【名古屋】HR EXPO」が開催されました。
働き方改革関連法が、大企業を対象に2019年4月より施行されています。
2020年4月からは、中小企業にも適用されるため、全ての企業において、時間外労働の上限規制、有給休暇の消化義務などの管理が必要になります。
違反企業や労務担当者には、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられるため、管理システムへの注目度が上がっています。
富士通エフサス
富士通エフサスが、勤怠管理ソリューション「TIME CREATOR」を展示していました。
同社は10年以上前からサービス提供していて、PC強制シャットダウン機能などを搭載した高い機能性により、日本で最も多く導入されているシステムです。
TIME CREATORは、パソコンのログオン・オグオフ情報を取得し、適正なパソコン稼働時間を記録することができます。
出退勤記録とパソコン稼働ログを補完し、実労働時間を明確化することで、サービス残業を防ぐことが可能です。
寝屋川市が導入し、費用対効果が明らかになったことで、自治体への導入が加速しているそうです。
ただ、このTIME CREATORは、Windowsシステムしか対応していません。
ネオキャリア
ネオキャリアが、SaaS型勤怠管理システム「jinjer勤怠」を展示していました。
人事・勤怠管理システム「jinjer」サービスの1つで、Google Chrome上で運用でき、MacやiPadでも利用できます。
労働基準法の改正により変化した「36協定」の定義をサポートしています。
法改正への対応、有休や残業時間の管理、有休消化や残業時間に対してアラート、従業員の予算や実績、AIによる残業時間の予測といったことが1ユーザーにつき300円/月から運用出来るそうです。
ディライテッド
ディライテッドが、iPadを使用した法人向け受付システム「RECEPTIONIST」を展示していました。
iPad用オフィス受付アプリ「RECEPTIONIST」を受付に設置し、社員はiPhone用来客通知アプリ「RECEPTIONIST Mobile」を使用することで、直接来訪者情報を受け取ることができます。
RECEPTIONISTは担当者検索以外に、面接受付、宅配業者受付などの機能も搭載されています。
RECEPTIONIST MobileはAndroid版も提供されています。
スタンダードプランの場合、50人まで5,000円/月で利用可能ですが、10名以下の場合は無料で利用可能だそうです。
アート
アートが、様々な勤怠管理システムと連携可能なスマート入出管理システム「ALLIGATE」を展示していました。
Bluetooth接続によるiPhone用操作・管理アプリ「ALLIGATE」を使用する以外にもFeliCa・MIFAREによる施解錠に対応しています。
APIによる、TeamSpirit、ジョブカン勤怠管理、SmartHRとも連携可能だそうです。
オリバー
オリバーが、動く家具「スマファ」を展示していました。
スマートフォンとつながる家具のコンセプト展示ですが、実際に机や椅子、棚などが自分で動いて移動し、レイアウトを自由に変えられるデモを行っていました。
水都環境サービス
水都環境サービスが、水発電機「AQUENEOUS」(278,000円)を展示していました。
塩水とマグネシウムを反応させて発電するシステムで、2.6リットルの水分と塩230g、一回のマグネシウムカートリッジで、100〜150時間使用が可能だそうです。
電気は直流ですが、インバーターを取り付ければ交流でも使用できると説明していました。