第16回 東京国際ブックフェア:大日本スクリーン製造
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2009年7月9日〜12日に東京ビッグサイトで開催された「第16回 東京国際ブックフェア」(同時開催:デジタル パブリッシング フェア 2009)で、大日本スクリーン製造が、新しくMac OS X Snow Leopardに採用された中国語フォント「ヒラギノ角ゴシック GB W3」と「ヒラギノ角ゴシック GB W6」の展示を行っていました。
収録文字数は、中国の国家標準「GB18030-2000」に準拠した28,522文字(Adobe-GB1-4a:漢字27,533文字、非漢字894文字、ASCII95文字)が収録されていて、Mac OS X Snow Leopardが発売開始されたのに合わせて、Windows版を含めたパッケージ版を販売する予定(2書体)だそうです。
美しい中国語フォントが少ないことから、すでに、中国から問い合わせが結構あるそうで、需要度は高そうだと説明していました。
あと、iPhoneアプリへのヒラギノフォント採用事例として、物書堂の「大辞林」が紹介されていました。iPhone OSが持ってるヒラギノと同じフォントなのですが、大辞林は、そのフォントをアプリ内に実装する方法が採用されているため、大日本スクリーン製造と、ライセンス契約を結んでいるのだそうです。
システムフォントを利用するか、アプリ内にフォントを実装してしまうかの違いによって、他の辞書系アプリと比べ、出来る事に差が出ているのかもしれません。
なお、iPhoneアプリメーカーへのライセンス供給は、今の所、物書堂だけだそうです。