EDIX東京2022:Appleの教育戦略担当者、学びに繋げるためのデザイン原則を語る #EDIX東京
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2022年5月11日~13日に東京ビッグサイト西展示棟にて開催された「第13回 教育 総合展(EDIX)東京」において、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング教育ストラテジー部門ディレクター、リヒティ ドミニク氏(Dominic Liechti)による「これからの学びとApple」と題した講演が行われました。
なお、展示会場内でのセミナー講演でしたが、撮影禁止となっていました。
テクノロジーとリベラルアーツの交差点に立つ Apple は、教育市場に対して40年以上の関わりを持ち続けており、子どもたちの将来に公平な世界を作るために、生徒一人ひとりの力をテクノロジーで引き出すための製品群を提供していると説明しました。
テクノロジーは世界の中心にあり、どのようにビジネスが変化しようとも、そのビジネスを支えるテクノロジーは不変であると Apple は信じているということでした。
ビジネスの現場は、産業革命による工業化社会からデータを最重要視する情報化社会に変化してきていて、今後は個々の人間の価値を中心とし、個々人の能力を引き出し合って世界を作るようになると Apple は考えており、人々の能力や価値を引き出すためにテクノロジーが活用されると語りました。
人々の能力を引き出すためのテクノロジーとしては、どこでも利用できる「モビリティ」、様々な角度から物事を見ることで理解を深められる「拡張現実(AR)」、より深い理解や考察をする手助けをしてくれる「人工知能 (AI)」、それらを支える基本的人権とも言える「セキュリティとプライバシー」、ルーチンワークを省力化する「自動化」などが利用されると考えられると説明しました。
これらのテクノロジーをこれからの学びに繋げるためのデザイン原則として、以下の 4点が挙げられました。
・つなげる (コネクト)
・協業 (コラボレーション)
・クリエイティビティ
・パーソナル
「つなげる」ために、いつでも、どこでも、すべての生徒が優れた教材に公正にアクセスできる環境を構築し、共通の目的を持った人々が「協業」して実現し、発見と探究を通じて「クリエイティビティ」を発揮して可能性を解き放ち、個々人「パーソナル」の特徴を活かした教育を受けられる世界を目指してゆくということでした。
これらの教育のガイドを Apple は「GIGAスクール構想をAppleと」として用意しており、様々な授業ヒントだけでなく、事例なども豊富に用意したので参照して欲しいと発表し、講演は終わりました。