etc / レポート

CP+2023:Canon、SONY、SIGMAに画像編集ソフトウェアのApple シリコン搭載Mac対応を聞いた

※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

主催者企画「【プレミアムトーク】小籔、カメラを語る!」

主催者企画「【プレミアムトーク】小籔、カメラを語る!」

CP+2023において、キヤノン、ソニー、シグマに、各メーカーの画像編集ソフトウェアのApple シリコン搭載Mac対応について質問しました。

なお、ニコン富士フイルムOMデジタルソリューションズは、Apple シリコン搭載Macに対応済みで、パナソニックはMac用ソフトウェアの提供は行っていません。


キヤノン:ディープラーニング画像処理技術

キヤノン:ディープラーニング画像処理技術

キヤノンは、技術解説展示「ディープラーニング画像処理技術」を行っていました。

この技術は同社の画像編集ソフトウェア「Digital Photo Professional 4」にも活用されています。

最新版のDigital Photo Professional 4.17.0 for macOSはIntel対応のみで、Apple シリコン搭載MacではRosetta 2での動作となっています。

広報を通じて確認したところ、顧客からの要望は多く寄せられていて、Apple シリコン搭載Macにネイティブ対応する予定とのことでした。


シグマ

シグマ

シグマは、SIGMA GLOBAL VISIONレンズシリーズ(Art、Contemporary、Sports)の最新の交換レンズをはじめ、SIGMA fpシリーズのカメラやシネレンズの展示およびハンズオンを行っていました。

映画『トップガン マーヴェリック』の撮影用に用意された特別仕様の「FF High Speed Prime Line」の展示も行っていました。

同社の画像編集ソフトウェア「SIGMA Photo Pro for Mac」は、最新版のSIGMA Photo Pro for Mac 6.8.3は、macOS 13 Venturaには対応していますがIntel対応のみで、Apple シリコン搭載MacではRosetta 2での動作となっています。

山木社長に確認したところ、リリース日は未定だが、Apple シリコン搭載Macにネイティブ対応したバージョンを出すことは決まっているそうです。


SONY Creators’ Cloud

SONY Creators’ Cloud

ソニーは、これまで法人顧客向けに提供してきた「Creators’ Cloud」をベースに、個人向けに幅広く提供を開始すると発表し、実働展示を行っていました。

ソニーのデジタルカメラおよびレンズのメタ情報を参照する仕組が備わっているのが特徴です。

同社の画像編集ソフトウェア「Imaging Edge Desktop」は、Creators’ Cloudの一部として提供されるようになっています。

ランチャーソフトウェアのImaging Edge Desktop 1.2はApple シリコン搭載Macにネイティブ対応していますが、Remote 3.6、Viewer 3.6、Edit 3.6は、macOS 13 Venturaには対応していますがIntel対応のみで、Apple シリコン搭載MacではRosetta 2での動作となっています。

技術の方を通じて確認しましたが未定とのことでした。


関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

新着記事