CES2024:Wireless Power Consortium、キッチン家電のコードレス規格「Ki」や、ワイヤレス充電規格「Qi2」製品を展示、Qi2.1は2025年予定
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Wireless Power Consortiumが、CES2024において、コードレス・キッチン規格「Ki」対応製品や、ワイヤレス充電規格「Qi2」対応製品を展示していました。
コードレス・キッチン規格「Ki」は、2019年9月に発表された規格で、コードレスキッチン製品において、安全性と相互接続性のあるワイヤレス給電が可能な規格として、2024年中に正式リリースされる予定となっています。
Kiは、炊飯器、トースター、ミキサー、コーヒーなどのスマートコードレス機器に最大2200Wの電力をワイヤレスで供給するための規格です。
Kiパワートランスミッターは、当初はデュアル機能 IHクックトップに統合されるか、スタンドアロンのトランスミッターとして提供され、その後、カウンタートップ、キッチンアイランド、さらにはテーブルの下に取り付けられる隠しトランスミッターとして提供される予定となっています。
隠し送信機は非金属の表面に組み込むことができ、あらゆるキッチンにモダンで洗練されたデザインを作り出すそうです。
Qi2認証製品(Magnetic Power Profile)として、CES2024にブース出展していないメーカーの製品として、ZAGGがmophieブランドより発売する予定のQi2マグネット式モバイルバッテリー「mophie snap+ powerstation mini with stand」と「mophie snap+ wireless charging vent mount」が展示されていました。
ScoscheのQi2ワイヤレス充電対応モジュラー式充電器「BaseLynx 2.0」が展示されていました。
AC電源ケーブル1本で、すべてのポータブルデバイスを整理、充電、収納できるように設計されたモジュール式充電システムです。
Qi2 2-in-1充電スタンドモジュールは、MagSafeおよびQi2対応AirPodsケースを表示し、ワイヤレス充電します。
Apple Watch磁気高速充電スタンド、縦型マルチデバイス充電ステーションなどを接続して拡張することが可能となっています。
2024年春に発売予定だそうです。
Airchargeのホテルの客室向けQi2ワイヤレス充電スタンド、カフェなどの飲食店向けQi2ワイヤレス充電器なども展示されていました。
AirchargeはB to B向けの製品ですが、アメリカでは導入しているお店は多いと思います。
Authority Mediaが、CES 2023において、Wireless Power ConsortiumのエグゼクティブディレクターPaul Struhsaker氏に行ったインタビュー「Interview with Paul Struhsaker from the Wireless Power Consortium」の中で、2024年中にタブレットへのワイヤレス充電を見据えたより高出力の「Qi2.1」が登場すると発言していることに関して質問したところ、予定より遅れているため2025年になるだろうとのことでした。
写真提供:弓月 ひろみ
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