キヤノンが、CP+2024において、EOS VR SYSTEM用のAPS-Cセンサー搭載カメラレンズとして、独立した2眼タイプのモデル「Concept Model 001 APS-C 3D Stereoscopic VR Lens」と、1つのレンズに2つの小さなレンズを組み込んだモデル「Concept Model 002 APS-C 3D Stereoscopic Lens」の2種類を展示していました。

また、360度撮影カメラ「Concept Model 003 360° / 180° 3D VR Camera」の展示も行っていました。

1つのレンズが180度動かせるようになっていて、3Dカメラと360度カメラの両方で使えるアクションカメラといった製品として開発されているようです。

これらは、CES2024にてコンセプトモデル展示がされていたのと同じモデルとなります。

同社はVRレンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」を販売していて、月額サブスクリプション方式の「EOS VR Utility for Mac」や「EOS VR Plugin for Adobe Premiere Pro」を使用して編集を行います。

Final Cut ProやDaVinci Resolveなどで編集を行うには、EOS VR Utility for Macで360°VR形式（180 in 360）に書き出しを行う必要があり、絶えず変換作業が伴う編集には難ありだなと思いました。