COMPUTEX 2024:Phison、USB4接続爆速ポータブルストレージ「U21 Portable Drive」を展示
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COMPUTEX TAIPEI 2024において、Phison Electronicsが、USB4接続ポータブルストレージ「U21 Portable Drive」の展示を行っていました。
展示されていたのは、1TB、2TB、4TBの3種類ですが、最大で16TBまで搭載した製品を製造することができるそうです。
また、背面はMagSafeマウント機能が装備されていて、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxの外部ストレージとしても利用できるようになっています。
ブースでは、HP EliteBookのThunderbolt 4ポート搭載モデルに接続された状態で、CrystalDiskMarkを使用したリアルタイムベンチマーク速度表示が行われていて、その性能は「Write:3654 MB/s、Read:4066 MB/s」前後の性能が出ていました。
これは、Mac Studio (2023)の内蔵SSD性能と比較して「Write性能 88%、Read性能 150%」となります。
記録データーの読み込み性能を向上させるのは、CP+2024におけるCFexpress 4.0 Type Aカードなどにも見られたトレンドとなります。
実現できている理由は、同社が開発した世界初のUSB4ネイティブNAND型フラッシュメモリコントローラー「PS2251-21 (U21)」を採用しているからだそうです。
TSMC 12nm プロセスで製造されたSoCで、4 チャンネル 16CEに対応し、ネイテイブ USB4 (40Gbps) インターフェースにより、最大 16TBのストレージ容量をサポートします。
Phison の第7世代LDPCと RAID ECC の統合により、堅牢なエラー訂正が可能になり、AES256 暗号化によりデータセキュリティが確保されます。
同社のフラッグシップ PCIe 5.0コントローラー「PS5026-E26」をベースに、高性能 DRAM レス E31T SSD ストレージソリューション「Apex Storege X16 Gen5 With Phison E26」の展示も行っていました。
12GB/秒の RW M.2 NVMe ドライブがフル装備された 16x M.2 NVMe Gen 5x16 ストレージ拡張カードで、デモ展示では「Write:54GB/s、Read:56GB/s」の性能が出ていました。
これは、PCle Gen 5x16帯域幅の完全な飽和に急速に近づいています。