Mac isLand 2009 夏:Mac OS X Snow Leopardを一斉展示
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日本の大手IT系ディストリビューターとして知られる「ダイワボウ情報システム」が、2009年8月28日にホテルパシフィック東京にて、一般参加可能な展示会「DISセレクション & Mac isLand 2009 夏」において、アップルソリューションが展開されていました。
今回は、Mac OS X Snow Leopard発売開始日と重なったため、アップルソリューションブースにおいて、展示されているMacintoshがMac OS X Snow Leopardがインストールされて展示が行なわれていました。
パナソニックとアップルによるFinal Cut Studioのデモ展示が行なわれていました。
Final Cut Pro 7.0に搭載された「iChat シアタープレビュー機能」は、編集作業を遠隔地のクライアントにライブで確認してもらうことが出来る機能で、会場の関心をよんでいました。
この機能は、Mac OS X Leopard環境以降で利用出来ますが、Mac OS X Snow Leopard環境では、かなりレスポンスが良くなるようでした。
Xserve (Early 2009) + Mac OS X Server Snow Leopardが、各種新しいサービスが稼働した状態となっており、また、Apple Remote Desktop 3.3やWindowsとの連携のデモ展示も行われていました。
一般的に、この組み合わせで量販店で展示されることはないため、多くの関係者が環境のチェックなどを行なっていたのが印象的でした。
ダイワボウ情報システムが始めた「アップル認定資格トレーニングコース」の説明と、そのコースで使用されるテキスト等の展示が行われていました。
コースで使用されているテキスト「Mac OS X Support Essentials v10.5 Student Workbook」は日本語化されていました。また、ボーンデジタルが販売している、Mac OS X Leopard向けに完全にアップデートした、アップル認定トレーニングコース「Mac OS X Support Essentials v10.5」の公式カリキュラム「Mac OS X Support Essentials 第2版」も参考テキストとしてコース受講者に渡されるそうです。
Mac OS X Snow Leopardコースは、来年春頃から始まる予定で、今Mac OS X Leopard認定を取得しておけば、Mac OS X Snow Leopardの試験はアップデート試験のみとなるそうなので、この機会に資格取得するのも良いかもしれません。
ダイワボウは「DIS mobile WiMAX」として、モバイルWiMAXも展開していて、Mac対応端末が、Mac OS X Snow Leopardでも利用可能であることをデモで説明していました。
マイクロソフトが、Mac OS X Snow Leopard環境で、Microsoft Office 2008 for Macの展示を行っていました。
従来Spacesとの相性問題が取出されていましたが、その問題が解消されているようです。
Mac OS X Snow LeopardのExchange 2007のサポートレベルに関して質問したところ、業務レベルで使用する場合は、しっかり検証を行なってから使用した方が良いかもしれないそうです。
Macintoshアクセサリー関連として、ロジクールのマウスやスピーカー、moshiのMacintosh用、iPod用アクセサリーなどが展示されていました。
moshiは、製造拠点の台湾から担当者がわざわざ来日してました。
アクト・ツーが、VMware Fusion 2、インターネットセキュリティバリア X4 アンチスパムエディション、ピクセルメーターなどの展示を行なっていました。
同社は、非常に多くの製品を取り扱っていますが、それらのMac OS X Snow Leopard対応に関して質問したところ、メンテナンスツール「テックツールプロ 5」の対応は時間が必要かもしれないが、それ以外の製品については、アップデータにて対応済みか、対応予定を各製品ページで案内しているそうです。
クォークジャパンが、QuarkXPress 8.1のデモ展示を行っていました。
Mac OS X Snow Leopardへの対応については、QuarkXPress 8.1で対応済みだそうですが、アップデータによる一部機能の不具合が確認されているため、その修正を準備中だそうです。
ラシージャパンが、FireWire 800接続に対応した対衝撃ポータブルHDドライブ「LaCie Rugged Hard Disk」などの展示を行っていました。
対衝撃性ドライブは多くありますが、LaCie Rugged Hard Diskは、アメリカ陸軍開発実験コマンドの「MIL-STD-810」対衝撃試験(非動作時で最大2.2メートルまでの衝撃耐性試験)をクリアしてるそうです。
フォーカルポイントコンピュータが、Active Storage XRAID、WorldCard Mac de 名刺、turbo.264 HDなどの展示を行っていました。
Active Storage XRAIDを管理出来るiPhoneアプリが一向にリリースされないことについて質問したところ、メーカー側は完成していると回答しているが、承認はAppleが行なうことなので、待っているしかない状態だそうです。
また、turbo.264 HDについては、開発元のElgato Systemsが「How do I use Turbo.264 and Turbo.264 HD with QuickTime Player, in OS X 10.6 Snow Leopard?」で案内している通り、QuickTime Xでは利用出来ないため、QuickTime 7をインストールして使用する必要があるそうです。
アイ・オー・データ機器が、iPhone&iPod touchダビング対応のワンセグチューナー「SEG CLIP(GV-SC310)」の展示を行っていました。
GV-SC310は、マキエンタープライズのiPhoneアプリ「TVPlayer」を利用することで、iPhone/iPod touchでダビングすることが出来ます。
ただ、パソコン側のソフトウェアが、Mac版が用意されていないためWindows専用製品となっています。そのことについて質問すると、非常に多くの要望が寄せられていることは認知しているとしながらも、現時点では未定だそうです。
また、Final Cut ProからBlu-ray書き出しが可能になったが、唯一のMac対応Blu-rayドライブを出していた実績を持つアイ・オー・データ機器に復活の予定はあるのか質問したところ、Pro向け製品となるため、こちらも未定とのことでした。