Mac Fan、定期購読者限定のイベント「Mac Fan Club on August 29, 2009」に行ってきた
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Mac Fan編集部が、8月29日に毎日コミュニケーションズ マイナビルームにて開催した定期購読者限定イベント「Mac Fan Club on August 29, 2009」に行ってきました。
司会進行は、小林正明編集長と、編集の二宮祐子さんによって行なわれました。
会場には、林檎党党首ことアルフィーの高見沢俊彦王子による愛蔵「iBookギター」などが展示されていました。
よく見ると、Appleマークが結構な数使用されていて、Apple的に見ると、かなりまずいんじゃないかと思ったりもするわけですが、まあ、気づかなかった事にしておきますw
1限目は、8年も続けられているマイコミジャーナルのコラム「OS X ハッキング!」の著者、海上忍氏による「Mac OS X Snow Leopard 講座」が行なわれました。
私的には、Mac OS X Snow Leopardよりも、長らくMac関連で取材をしてきた中で、一度も会った事が無かった海上さんに会えた事の方が嬉しかったです。小林編集長もトークで、とにかく謎の多い人と言ってましたが、ご本人はNeXTユーザーとしてMacライターとして移ってこられた方だそうで、人前で話すのが苦手だと言ってました。
最初に紹介したのは、Dockのスタックスでスライドバーが表示されること、32ビットカーネルで起動し、「6」と「4」を押しながら起動すると64ビット起動出来るMacもあるという話しをしてました。
SafariでGoogleマップを拡大表示すると、以前と比べて非常に速くなってると紹介し、これはFirefoxでも体感出来ると話すと、会場から驚嘆する声が上がってました。
Mac OS X Snow Leopardのアプリケーションの多くは64ビット化されていて、このアプリケーションをMac OS X Leopardから見ると、Classicアプリのような停止アイコンが表示され起動出来ないと紹介してました。
また、Mac OS X Snow LeopardをインストールとHD容量の空きが増えるが、それは従来Universal バイナリーで提供されていたのが、Intelバイナリー化され、PowerPCバイナリーが無くなったためだと説明してました。ただ、Rosetta環境も動かせるため、そのためPowerPCコードが残されている部分もあると紹介してました。
あと512 x 512サイズのアイコン表示されるようになり、そのアイコンのタイル表示状態で動画の再生がされるようになったことなどを紹介してました。
2限目は、ラネクシーが、Parallels Desktop 4.0 for Macなどの紹介をおこなっていました。日本語読みは「パラレルス」で「ズ」ではありませんと説明して、会場から笑いが起こってました。
Mac OS X Snow Leopardへの対応について、通常のカーネル32ビット起動では問題はないが、カーネル64ビット起動の環境では起動出来ないとアラートが表示されるそうで、これに関しては、近日公開予定のアップデートにて対応する予定だと説明してました。
マルチコアへの対応に関して、Parallels Desktop 4.0 for Macは、実験的ながら8コアまでサポートしていると説明し、他のメーカーの仮想ソフトウェアの場合シングルCPUで1つの処理をする状態を複数のコアでエミュレートするという状態なのに対して、Parallels Desktop 4.0 for Macの場合は、複数処理をするマルチCPUを複数エミュレートすると説明してました。
ただ、WindowsVista Home Premium/WindowsVista Home Basic/WindowsXP HomeはデュアルCPU以上をサポートしていないので、1つのCPUに複数のコアが搭載されている方が有利だと紹介してました。
3限目は、Macintoshコレクターとして有名な立野康一氏による「Mac外道&EFiX」が行なわれました。なんちゃってiPhoneなどの怪しいガジェットなどが沢山出来て結構笑えたのですが、撮影禁止ということで、詳しくは触れません。
ただ、この講演で、中国は、電話回線のインフラ整備がとても遅れていて、インフラを整備するよりかは携帯電話の電波塔を立てた方が早いという背景があり、そのために携帯電話がとても普及しているということを知りました。
4限目はシマンテックによる「Macの安全神話は崩壊している?Nortonが守るMacの安全」と題した講演が行われました。
最近は、ステルス型(見えない部分で動作して消える)や、あたかも本物のサイトのように見せかけてカード番号などを窃取するという脅威が出ていると説明してました。また、iWork '09やPhotoshopなどの海賊版のようなソフトにウィルスが仕込まれていたということもあったと紹介してました。
なお「Mac OS X 10.6 and Norton Products」で、Mac OS X Snow Leopardへの対応は、アップデートで対応予定だそうです。
6限目は、ネットジャパンによるToDo管理ツール「Things Mac」とウィンドウズ互換レイヤーソフト「CrossOver Mac 8 Standard」などの紹介が行なわれました。
他に、竹澤宏氏によるデジカメ講座や、鈴木みそ氏によるスペシャルステージなども行なわれました。
最後に協賛各社によるプレゼント大会が行なわれました。
会場では、ロックリッジサウンドジャパンが、iPodスピーカーや、iPhone 3Gケースなどの展示販売を行なっていました。
iPhone 3GとiPod touch (2nd generation)用のアクセサリーでどちらが売れてるのか質問したところ、大数的には圧倒的にiPod touch (2nd generation)の数の方が多いはずなのに、アクセサリーはiPhone 3G用の方が売れているそうです。
きっと、持ち歩く頻度がiPhone 3Gの方が高いからなのでは?と私は考えています。