etc / レポート

キヤノン「EOS 7D」をプレビューイベントでチェック

※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

EOS 7D

EOS 7D

キヤノンが、2009年9月23日にアスナルホールにて開催した「EOS 7D & EF100mm F2.8L マクロ IS USM スペシャルプレビュー・特別体験会」で、EOS 50Dの上位機種で、APS-Cサイズの撮像素子を搭載したモデルのハイエンド機種「EOS 7D」をチェックしてきました。

ボディは流体形の滑らかさがアップしてる感じで、シャッター音も改善されている気がします。


背面のグリップは、均一ではなく、指を置く部分によって厚みを変えてるそうです。

操作性の改善点として、背面液晶側に、ライブビュー撮影/動画撮影スイッチを切換えるボタンが配置されたことで、人差し指でシャッターレリーズ操作がいつでも出来るようになっています。


シャッターボタンのすぐそばに新たに配置された、マルチファンクションボタンに「AEロック」「FEロック」「ワンタッチRAW+JPEG機能」「ファインダー内水準器表示」を割当てすることが出来るようになってるそうです。


ハイアマチュアユーザー向けのカメラのため、一般利用も想定されていることから、内蔵ストロボも搭載されています。


アイカップ部分をよく見てみると、EOS–1D Mark IIIと同じ仕様になっていて、光学プリズム系回りは、キヤノンのプロハイエンド仕様にわざわざ揃えられているようです。


開発者セミナーにおける、キヤノンのカメラ開発センター、戸倉剛氏の説明によると、新開発の有効1,800万画素CMOSセンサーを搭載して最高約8コマ/秒の高速連写を実現出来た最大の理由は、EOS 5D Mark IIの電池を採用したことが一番の理由だと説明してました。

2つ目に新型CMOSセンサーが8チャンネルデーターを2つのアナログコンバーターで4チャンネルずつ処理し、それを映像エンジン「DIGIC 4」を2つで処理することで、50Dの15M x 6.3fp性能に対して、18M x 8.0fpという約1.5倍の処理性能を実現出来ていると説明してました。

3つ目に、ミラーバウンドの収束機能として、サブミラーにも収束機能を追加したことを上げてました。


また、常用ISO感度を、EOS 5D Mark IIと同じ100〜6400まで向上してるそうで、AFの測距点を50Dの9点から、F5.6対応オールクロス19点(中央はF2.8クロス)に拡大されているそうです。

アルゴリズムも動き物に追随出来る仕様になり、また、赤と青を検知する63分割デュアルレイヤー測光センサーが採用されているため、主被写体と背景の露出バランスを考慮した設計になっているそうです。

光学ファインダーは、EOS–1D Mark IIIと、ほぼ同じ大きさのガラスペンタプリズムが採用されていて、倍率約1.0倍、視野率約100%を実現してるそうです。


背面液晶は、反射光を抑制することで、視認性を高めた3.0型クリアビュー液晶IIが搭載されているそうで、また、EOSシリーズとして初めて、水平・前後の傾きを検知するデュアルアクシス電子水準器を搭載しています。この水準器は、ライブビューでも表示可能になってました。

動画撮影機能として、フルHD/24fps、720p or SD/60fpsが追加され、音声のサンプリングレートが、EOS 5D Mark IIの44.1kHzから48kHzに変更されてるそうで、カメラ内でトリミング編集が出来るようにもなっているそうです。

ボディ内蔵マイクはモノラルですが、外部マイク入力端子も装備されているため、レンズモーター駆動音を拾わないように、基本は外部マイクを使用した方が良いと思います。


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い


関連記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

新着記事