Sound Power:ギタープレイヤー向け機能満載のLogic Studio
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2009年9月26日にApple Store, Nagoya Sakaeにて、Logic Studio/Logic Express 9の製品セミナー「Sound Power」が開催されました。
新しく発売が開始された「Logic Studio」は、総合的にバランスのよい200以上の新機能が搭載されたと説明してました。
特に、ギターリストのためのツールとして「Amp Designer」や「Pedalboard」が新しく追加されたと説明してました。
また、拡張されたギター譜や、10月に発売が予定されているMac専用 USBギターインターフェイス & コントローラ「Apogee GiO」にも対応していると説明してました。
新しく搭載された「Amp Designer」は、25種類のアンプシミュレーターと、25種類のキャビネットとセットでリストから選ぶだけで変更可能になっていると説明してました。
セットだけでなく、ヘッドアンプとキャビネットを別々に選択することも可能になっていて、より細かい組み合わせを試すことも出来るようになっているそうです。
それぞれのアンプのイコライザーには、プリセットが用意されていて、リストから選択するだけで変更可能だと説明していました。
また、キャビネットのマイクもダイナミック、コンデンサー、など3種類用意され、マイクの位置も自由に変更可能するこが可能だと説明していました。
新しく追加された「Pedalboard」は、左のリストから30種類のエフェクターペダルを選択して、ボードにドラッグしていくだけで組み合わせることが出来ると説明してました。
1つのアンプに5種類のイコライザーと、10種類のリバーブが用意されていて、シグナルとスプリットのルーティングも可能だと説明してました。
拡張されたギター譜の機能として、オーディオプレビューが可能になり、ハンマリング、ベンド、ハーモニックスなどを楽譜に記載することが出来るようになっているそうです。
Mac専用 USBギターインターフェイス & コントローラ「Apogee GiO」は、Logic 9、Garageband用のUSBフットコントローラーで、Pedalboardなどと連携して使用することができ、録音のスタート/ストップも出来るギタープレイヤーには便利なインターフェイスだと説明してました。
Logic 9のメイン機能と呼べる編集機能「FlexTime」が新しく追加されていると説明してました。
ボーカル部分の波形を選択し、オーディオの波形を動かして、タイミングとテンポをすばやく操作して編集することが出来るようになったと説明してました。
また、FLEXツールボタンをクリックすると、緑とオレンジの色で変更レベルの度合いを確認出来るようになっているそうです。
FLEXは非破壊音声ツールのため、チェックボックスを外すと、元の状態に戻すことが出来ると説明していました。
FlexTimeにはオーディオクオンタイズ機能があり、ずれた録音トラックに対して、クオンタイズをオンにしてテンポを選択するだけで合わせることも出来るが、ドラムトラックを元にクオンタイズテンプレートを作成し、それを元にしてクオンタイズをかけることが出来るので、グルーブ感を損なわずにテンポを合わす事が出来るようになっていると説明してました。
テンポ調整機能として「Varispeed」が搭載され、プロジェクト全体のテンポスピードを変更することが出来るようになったと説明していました。
マウスを数回クリックするだけで、不完全なドラムトラックをトリガー再生したサンプルで増音したり、入れ替えたりできる「Drum Replacer」が搭載され、ドラムの音を選択し、ダブリングを選択するとEXSサンプラーが起動し、ライブラリーから選択するだけでダブリングをかけることが出来るようになっていると説明してました。
オーディオファイルをサンプラーインストゥルメントに変換したり、自動スライスとキーボードへのマッピングすることが出来る「Convert to Sampler Track」が搭載されていると説明してました。
前に作成したプロジェクトファイルの中から、任意のトラックを選択して追加することが出来る「Expand Take Folder」機能が追加されていると説明していました。
ただ、前のトラックそのままではテンポがずれるため、FlexTimeを使って、取込んだトラック全体にスライスをかけることでテンポを合わせることが出来るようになっているそうです。
また、編集モードと、Quick Swipe Compingの切り替えや、テイクの並び替えも出来るそうです。
ライブパフォーマンス向けの機能としてバージョンアップした「MainStage 2」は、テンプレートとブラウザが新しくなり、コントロールのマルチマッピングや、より素早いグループコントロール設定が出来るようになっていると説明してました。
新しいプラグインとして「Playback」が追加され、伴奏トラックをトリガーでき、マーカーを活用したナビゲーションや、どの部分でも即座にループ演奏したり、全パートのテンポをシンクロナイズすることが出来ると説明してました。
また、Playbackと連携可能なプラグイン「Loopback」も搭載されていて、ライブレコーディングをループ化したり、異なった楽器を同時再生したり、演奏中にサウンドをミキシングすることが出来ると説明してました。
Playback/Loopbackを使用して、ギターでリズムパートを演奏してライブ録音をループ収録して、どんどん重ねていくこことが出来るようになっていると説明してました。
Apogee GiOを使用して、フットスイッチを押すだけで、ビートにギターリフを重ね、シンセパッドを加えて作成が出来ると説明してました。