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twitter night vol.3 レポート

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2009年10月02日に内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVASにて開催された「twitter night vol.3」に参加してきました。(#twn3

KandaNewsNetwork,Inc神田敏晶氏と、Going My Waykengo氏が司会進行を行なう形で進められました。

基本的に、「メディアセッション」と「ライフスタイルセッション」という2つのジャンル分けによるパネルディスカッション形式で行なわれました。

それぞれが、140文字以内で意見を述べたり、質問に答えたりするリアルRT(神田さんが呼ばせようとしてる)という感じで進められたので、私も、パネルディスカッションをタイムラインと見立てて、気になった発言だけピックアップすることにします。


・メディアセッション

佐々木俊尚氏が、Twitterの役割は生々しさを伝えることだが、大手メジャーメディアアカウントでプライベート発言が糾弾されてしまうのは良くないんじゃないかと考えているという話しをされてました。具体的な例としては、メディアアカウントがTweetsした内容が、Twitter空間の中で許容されて、それほど話題にはならなかったようなことが、TwitterのTweetsはGoogleで検索することが出来るため、タイムラインを追った流れではなく、ある1つのTweetsだけを抜き出し、それをブログに転載して話題にされることによって、批判などを受けるという別空間上での論争になったりすることもあると紹介し、Googleは過去を検索する物であるのに対し、Twitterは今をみるものという大きな違いがあるといった話しをされてました。

思いっきりプレゼンすると思い込んで、スライドを作成してきた徳力基彦氏が、Twitterは、メディアとして考えてしまうと間違えると考えていて、携帯電話のメールを公開しているようなものだと思うと話してました。Twitterのライバルは、携帯で更新するコミュニケーションプラットフォームで、メディアを構築すると間違えるかもしれず、ぶっちゃけ「件名」がいらないメール投稿サービスみたいなものなので、そう考えば、Twitterをどう使う方が理解しやすいんじゃないかみたいに説明してました。




今回の登壇者の中に、おすすめユーザーは、司会のkengo氏を含めると4人いたわけですが、フォローが増えて何か変わったことはある?という質問に関して、自身がフォローしている数も同時に増えるわけではないので、タイムラインを読むという行為に変化はないが、フォローされているという事を意識して、プライベートなことはTweetsしないようになったかもしれないといった意見が多かったと思います。

逆に、ヒマナイヌ川井氏の場合は、フォローしている数が4,200以上もあり、タイムラインを読み切れるのか?といった質問が出ていて、それに対して、ヒマナイヌ川井氏は、隣りに座っているテーブルの会話を聞いてる感じで面白く、それはたまたま入った喫茶店で偶然そうなったわけで、TLを積極的に追わず、偶然による発見を楽しむ方が良いと思うと話してました。

また、誰をフォローしたら面白いか?というフォローパックの充実を計った方が良く、その提案として「Twitterアカウントフォローパック」というのを提案してました。これには、おすすめユーザーでもある徳力基彦氏が、Twitterは、おすすめユーザーを止めて、このフォローパックを導入すべきとRTしてました。

以前レポートした、ビジネスセミナー「注目される“Twitter(ツイッター)”国内でのビジネス活用事例とポイント」で、佐々木氏も「おすすめユーザーは失敗している」と話したように、新規ユーザー登録し、アカウントのジャンルもわからずタイムライン上に突然流れ出すという状況なので、私は、おすすめユーザーが、予めジャンルとして区分けされていて、そのジャンルを新規登録者が最初の手順で選択する方が良いんじゃないかと考えています。Twitterのタイムラインは、「誰をフォローするかによって色が変わる」ので、例えば、今現在のタイムライン上に、勝手に40人追加されたら、どう思うか?を想像すれば理解しやすいと思います。

会場からの質問で、ヒゥイッヒヒー Tシャツを着てきた、ClubT代表取締役の三宅朝広氏に対し、ヒゥイッヒヒーは、最初は広瀬香美さんの友人が最初に言ったことだったが、いつのまにか広瀬香美さんが言ったことになっている。それについてどう思うか?に対して、広瀬さんの事務所の人から連絡があり、それってどうゆうことなの?みたいに思ったそうです。


・ライフスタイルセッション

民主党の参議院議員藤末健三氏は、iPhone 3Gを渡されてTwitterを始めたそうで、Twitterで朝5時にTweetsすると決めてから、朝5時前に起きられるようになったそうです。あと、鳩山首相自身にTwitterをしてもらうのは忙しすぎて難しいだろうけど、逆に、どれだけ首相が忙しいかを知ってもらうために、鳩山首相の秘書官にTweetsしてもらおうかと考えてるそうです。公職選挙法改正に関して、選挙期間中のメディア活動制限を変えるため、公職選挙法改正に挑む過程をTwitterでTweetsしていこうかと考えているそうで、そうすることで、どの過程で障害が発生するかリアルに知ってもらえるんじゃないかと思うと話してました。選挙期間中にかかる費用の大半は、印刷代と運送代なので、そうした選挙活動費用を削減出来れば、結果として税金が安くなるといったことにも繋がるので、ぜひやりたいそうです。

議員のTwitter利用率が高い相模原市の市議阿部よしひろ氏は、議員がTwitterを始める場合、まず選挙区の人に広めたいと考える人が多く、選挙区にユーザー数が少ないとやめてしまう事が多いが、ここは自身をアピールするという意味で始めた方が良いと説明していると話してました。

松村太郎氏は、今の状態でも新しい行動が起きるTwitterに、新しくAPIに、ハッシュタグと場所というコンテクストとロケーション情報が加わることで、さらに新しいTwitterの世界が生まれてくるんじゃないかと思っていると話してました。

ヤフーショッピングは、おすすめユーザーに選ばれたことで、売上的に伸びたか?という質問に対して、売上の伸びというよりも、元々、ヤフーショッピングに対するイメージを高めるという目的で初めて、キャラクターも設定して始めたので、ヤフーショッピングとしての目的は上手く言っていると思うと話してました。


ディスカション終了後は、地下の会場で懇親会が開催されてました。


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