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アート&サイエンスカフェ Vol.3 Twitter Cheers! に参加

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アート&サイエンスカフェ Vol.3 Twitter Cheers!

アート&サイエンスカフェ Vol.3 Twitter Cheers!

2009年11月07日に新栄カフェ・パルルにて開催された「アート&サイエンスカフェ Vol.3 Twitter Cheers!」に参加してきました。


司会は、アート&サイエンスカフェ店長のMAYUさん、出演は、株式会社ヒマナイヌ代表/デジタルハリウッド大学院教授の川井拓也氏で行なわれました。

当日は、ハッシュタグ「#ascafe」でライブや意見などがツイートされてました。


Twitterの特徴は4つあり、1つ目は「速報性」で、文字によるライブカメラみたいなもので、リアルタイムでグルーヴ感があると説明してました。次に「伝播性」で、ReTweetsによって、どんどん情報が広がっていくのが特徴だと説明しました。次に「多様性」で、マーケティング的には囲い込むのが普通だが、オープンなAPIによって広がっていくと説明していました。最後に「簡便性」で、簡単に好きなユーザーをフォローすることが出来て、ツイートの内容が面白いと思えなければ、簡単にフォローを外せるというところが特徴的だと説明してました。

ブログやmixiのように内容を決めて書くと強いられることがなく、Twitterはタイムリーなので、過去に向って書く事は意味はないと話し、企業向けの情報として、ツイートがある一定の場所に留まっていないので、炎上してるところが判別しにくく、炎上しにくいという特徴があると説明してました。


Twitterが発明したこととして「件名が本文であること」で、SMSのようにいきなり要件だけで書けるといこと「14文字しか書けないこと」、「スレッド型ではないこと」、「フロー型のタイムラインを持つこと」で川のように流れていくことだと説明してました。


Twitterが時代に合っている理由として「ケータイ/iPhoneと相性がよい」特にiPhoneの上下スクロールに合っているのでとても読みやすいと説明してました、、次に「常に新鮮な情報が流れてくる」ので、見始めて面白くなくても、時間をおいて見ると面白い話題が流れてくることがあると説明してました。次に、mixiなどの足あとによって踏み逃げといった状況が生まれ、足跡が消せる機能が生まれ、親しい人がマイミクだったはずなのに、仲良し機能が出てきたりして、おかしな状況が生まれてきたのに対して「煩わしい人間関係と無縁」なのが特徴だと思うと説明してました。、最後に「近未来の行動に影響を与える。」を上げ、タイムラインを見ることで、行動の伝播性が生まれるのが特徴的で、今何を食べたとか、今どこどこにいてこんなことがあったと言った移動途中の情報など、今まで誰もインターネット上に書かない情報を書く事に慣れ出した新しいメディアだと説明してました。


フォローユーザーが5,000人を超えている川井氏は、全てを把握出来るわけではなく、人通りの多い商店街を歩いているような間隔なので、ぱっと見た時に耳に偶然入ってきた感じなので、タイムラインを追う必要性はまったく感じないと話してました。

ブログやノートは文脈を考える必要があるのに対し、Twitterは流れを追いかけると疲れるが、脈略がなくてよいので負担がそれほどないのが特徴だと説明してました。人間の頭の中は、順序立てて話さなければならないと強制されると整理をはじめるが、そういった強制がないと、色々な事を思い描くので、そういった頭の中の自然な行動に合っているのがTwitterだと説明してました。

リスト機能については、自分がどうカテゴライズされているのかが見えるのが面白くて、DJが曲を集めてプレイして音楽を作るのと同じで、その人から自分のツイートがどう判断されているのかが人によって変わるので面白いと話してました。また、Twitterは、どういう人をフォローするかによって色が変わるので、人の作ったリストを見る事で、自分のタイムラインをがらっと変えられるのが特徴だと話し、川井氏が作成したおすすめリストとして「@himanainu_kawai/pretty-woman」を紹介していました。

これを見ることで、自分のタイムラインが、一瞬でTwitter上の可愛い女の子のタイムラインで埋り、それは今でのTwitterを変えると話してました。


Twitterは、理髪店にいって高年齢の人の話しを聞けるような感じで、世の中がデジタル化して、同じ趣向の人同士だけが話しをする状態から脱却できる「出逢える系」なのが特徴的だと話してました。

次に川井氏のライフログについての話題になり、ライフスライスというカメラを使って、本当に楽しい時に、カメラで撮影することも忘れてしまうので、勝手に撮影するカメラを作った。これは、編集していない時間なので、別の人の時間とシンクロして写真を並べると、人によって大きな違いがあることが面白かったと話してました。

ハウディという被写体と撮影者が同時に撮影出来るカメラを作ったりした。これによって、被写体と撮影者の写真を同時に撮影することで関係性がわかると話してました。

Twitterと出会って分かったのは、なんでもデジタル投稿しようと試みるが、実はテキストだけで良いんじゃないかってことに衝撃を受けたと話してました。

Twitterをカテゴリーで分けてみた時「独り言と「聞き耳」だけでTwitterのツイートは集約されると説明してました。

今のトレンドは「暇つぶし」なので、Twitterを暇つぶしとして使えるかどうかは、最初にフォローする人々によって変わってくると思うと話し、Twitterから離れられなくなるのも、時々見れば良いやと感じるのも、フォローしているユーザーで変わってくると思うと説明してました。

mixiはマイミクという関係性と足跡への抵抗感があるが、今、一番が稼ぎ時だと思うと話し、コミュニティがあるので、自分の興味を見つけやすいという特徴があると話してました。

Twitterのユーザー層の年齢層は30〜40代だという話題に対し、若い人は、いつでも好きな人とリアルにコミュニケーションが取れるのに対し、中高年になってくると、就職して、その会社の人達と何十年も関係性を維持しなければならない状況におかれ、次第に出逢いが無くなってくるので、そういったユーザーがTwitterを知って面白いと感じるのかもしれないと話してました。

大人は利害関係で関係性が繋がる事が多いので、Twitterを通じて利害関係が無い人と繋がるのが面白いと感じるのに対し、若い人は学校の中で親しい人達だけで繋がっていること以上に求めていないし、若いうちは、お前らわかってないみたいな感覚で大人をみていることが多いし、煩わしい関係性が必要無いとか感じないから、Twitterのフラットな関係性に重要性を感じないのかもしれないと話してました。

Twitterは、書ける文字数が少ないので、自然と「タメ語」になり、年齢や役職といった上下関係までもがフラット化するのが特徴だと話してました。

アンビエントメディアは、何かを得たいと思って検索するのではなく、時間と空間がクロスしていて、なにかの偶然に、なんとなくフィードバックが得られるのが面白いと思うと話し、キーボードの配列だってタイプライター打ちのための配列で、それが今でも使われていて、それを使うことが強いられている。そうゆうのは、もう要らないって思う。これが今年の研究テーマだと話してました。

Twitterは、絶えずダイナミックに動くのが特徴的だが、ただ、誤報であっても、それが高速に伝わってしまうのは問題だと思うし、また、情報の賞味期限がとても速いという特徴もあると話してました。

Twitterがミニブログと呼ばれるが、ミニブログという言い方は、そうゆう言い方しかないから、そう呼んでいるだけで、厳密に分類とすれば当てはまらないと思う「TwitterはTwitterでしかない」いずれ、分類用語としてTwitterが標準化されるかもしれないと話してました。

Twitterで人自身が面白いと感じるようになったが、そこに地域性の格差が出てくるのではないかという質問に対して、川井氏は、Twitterを通じて全ての国と地域の人々が繋がると、ある国や地域に対してディスれなくなってくる。そうなると世界平和になるじゃないかと思うと話してました。

なお、こうしたセミナーをUstreamする場合、ネット側が置いてきぼりになる場合があるので、アシスタトを用意した方が良いとアドバイスしてました。



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