InterBEE 2009:アスク & AJA Video Systems、3Dソリューションなどを展示
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2009年11月19日から幕張メッセにて開催された「InterBEE 2009」において、アスクが、AJA Video SystemsのIo HD Ver 7.1 ドライバーを導入した Snow Leopard マシンで「Io HD」を動作させると共に、KiPRO のデモを大々的に行っていました。
KiPROは「カムコーダはテープに記録するタイミングで1440×1080にしてしまうものが多く、これでは合成などの作業をする人には不向き。そんな人に『カムコーダの下に KiPRO を付ければ、SDIから出ている 1920×1080 そのままで ProRes codec での記録が出来ますよ』というと非常に高く評価して貰える」ということで、業務用途での出荷数を着実に伸ばしているようでした。
AJA が KONA のソリューションとして関係各社のブースで大々的にプロモーションしていたのが、「HurryCapturePRO」というツール。
これは KONA のハードウェアエンジンを用いることで、ネイティブ解像度で記録しつつも、裏でリアルタイムに 低解像度の Proxy データも生成・保存します。また、ネイティブ解像度でデータを保存する先を複数設定できますので、2つの異なるストレージに同録することで事実上のバックアップとなります。
また、ネイティブ解像度での記録codecを DV/DVCPRO/非圧縮 とし、記録先を Xsan のような共有ストレージとする事で、映像がデータとして記録され次第に 共有ストレージにアクセス可能な異なる編集マシン上の Final Cut Pro で追い掛け再生・編集が可能となります。
これらの機能を持ったデジタルアートクリエーションの「HurryCapturePRO」は、税抜き35万円にて販売中ということでした。
他にも、AJA は 3DソリューションとしてKONAのマルチソースIn機能を利用した MediaBridgeの「QTAKE HD Video Assist 3D」を展示していました。
これは通常は不可能な KONA に接続された複数ソースからの信号を同時に記録出来るようにしたもので、複数の映像ソースをGPU による演算によってリアルタイムに 3D表示へとするシステムです。こちらの価格は 500万円から。
非常に高価ですが、必要な人には充分すぎるほどの性能を提供してくれます。