InterBEE 2009:ミューズテクス、Matroxのハードウェアエンコード「Matrox MAX」製品を展示
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2009年11月19日から幕張メッセにて開催された「InterBEE 2009」において、ミューズテクスが、Matrox製品を展示を行っていました。
様々なI/O入出力に対応する製品群に、リアルタイムより高速で高解像度 H.264 ファイルの作成を可能にする「Matrox MAX」テクノロジを搭載した製品が追加されたのが特徴です。
このMatrox MAXのエンジン部分だけをPCI Expressカード化したのが「Matrox CompressHD」という製品です。
Final Cut StudioのApple Compressor 3.5からMatrox CompressHDに処理を渡すことで、10bit非圧縮データーを、YouTube 720pファイルにエンコードする場合、尺の同程度で可能だそうです。また、QuickTime用のプリセットも追加されるので、iMovie '09や、QuickTime Pro 7の共書き出しからも処理を渡すことが出来るそうです。
実際に、30秒の10bit非圧縮データーを2本繋げて、1分のYouTube 720pファイルにエンコードするデモを見せてもらいましたが、約3GBのファイルが18MB程度に圧縮する作業を1分弱で終了していました。
この性能は、Matrox MAXのバッチが付いている外付けボックスの「Matrox MXO2 Mini」「Matrox MXO2」「Matrox MXO2 LE」「Matrox MXO2 Rack」でも出すことが出来ます。
ただ、Macと繋ぐためのホストアダプターが、ExpressCard/34カードか、PCIeカードしかないため、これらを使用するには、現行モデルだと、Mac Pro (Early 2009)か、MacBook Pro (17-inch, Mid 2009)の2種類しか選択出来ません。
編集作業はファイルベースで、I/Oは必要無いという方は、今なら、PCI Expressカード型H.264 エンコーダー「Matrox CompressHD」が76,440円で購入出来ます。
フォーカルポイントコンピュータが取り扱うADS Techの「Pyro Kompressor HD for Mac」だと約50万しますし、MXOシリーズの中でも一番安いと思います。