Skype×PENCIL共催セミナー「PENCIL x Skype presents: Skypeでできること」に参加
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PENCILとSkypeが、2009年12月9日にApple Store, Nagoya Sakaeにて開催した「PENCIL x Skype presents: Skypeでできること」に参加しました。
講演は、元システムソフトでAdobe Photoshop、Adobe Illustratorのプロダクトマネージャーを勤めていたペンシルの覚田義明社長と、Windows Vistaを起にMacに乗り換えたSkype日本総責任者岩田真一氏によって行なわれました。
岩田氏がSkypeに転職するまで、Skype Japanはビーンズ氏1人で運営されていたそうで、初出社もSkypeにログインしろと言われたというエピソードを話してました。
現在、Skype Japanは3人のスタッフがいて、自宅勤務の場合は、通勤移動時間で拘束される時間を考慮して、出社時間の1時間前にログインすることに決まっているそうです。
また、Skypeはアメリカの企業だと思っている方が多いかもしれないが、スウェーデンの起業家ニクラス・ゼンストローム氏と、デンマークの起業家ヤヌス・フリス氏によって始められたサービスで、北欧企業だと話してました。
さっそく、シンガポールのユーザーとApple Store, Nagoya SakaeのMacをSkypeで繋ぎ、じゃんけん大会などを行なってました。
その後、ロンドンのSkypeオフィスと繋ぎ、ビデオカンファレンスを行っていました。なお、イギリスのオフィスには、120名ほどのスタッフが働いているそうです。
続いて、SkypeのAPIを利用し、インターネットでFAXが送れるソフトウェア「PamFax」などを提供しているドイツのPamConsult社長Dick Schiferli氏が登場し、自社製品について説明を行っていました。
その後、Apple Store, Nagoya SakaeのWi-Fiを使って、iPhoneアプリ「Skype」のデモを行っていました。
イベント終了後、Q&Aが行なわれ、複数ユーザーによるビデオチャットは出来ないのか?という質問が出ていました。
岩田氏は、Skypeとしては、音質と映像品質の向上を重視していて、開発ロードマップの中には入っているが、それがいつになるのかは不明だと回答していました。
私は、Skype for WindowsとSkype for Macとで、バージョンの表記が異なるのはなぜか?質問してみました。
Windows版とMac版とでは、それぞれ開発チームが異なり、利用できるサービスの多くは共通だが、Skypeフォンを利用すると、自動的にiTunesの音量が下がるといったMac版にしか無い機能もあると話し、バージョン表記が同じになると、全て共通の機能を提供しなければならなく可能性があるので、このままバージョン表記方法が異なったままになると説明していました。
なお、画面共有機能は、最初、Mac版に搭載され、後にWindows版に搭載された事があるため、Mac版が後回しになるということはないそうです。