キヤノンの静電センサーによってボタンが無くなった「PIXUS MG6130」体験会に参加
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キヤノンが、2010年8月30日に開催した、2010年の家庭用インクジェットプリンター「PIXUS」シリーズの製品説明会に参加してきました。
試した製品は、2009年の人気機種だった「PIXUS MP640」の後継機種「PIXUS MG6130」です。
デザイン的には、外装がピアノブラックになった以外、それほど大きくは変わってない気がします。
メモリーカードスロットは、PIXUS MP640と同じく右側に設置されています。
大きな違いは、PIXUS MP990/PIXUS MP980が採用していた、染料系のC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)、GY(グレーインク)に、染料系と顔料系のブラックインクを加えた6色独立インクシステムを売れ筋モデルでも採用した点です。
この変更により、従来までは、5色インクパック「インクタンク BCI-321 (BK/C/M/Y)+BCI-320 マルチパック」とは別に、「インクタンク BCI-321GY グレー」が必要でしたが、PIXUS MG8130、PIXUS MG6130では、6色のインクカートリッジがパックになった「インクタンクBCI-326 (BK/C/M/Y/GY) + BCI-325 マルチパック」が用意されます。
なお、インクカートリッジの交換や、装着位置確認を表すLEDランプ機構は継続されています。
PIXUS MP640では、トップの操作パネルを立てると現れるボタン類が無くなり、静電センサーによる「インテリジェントタッチシステム」が採用され、物理的なボタンが無くなり、操作に合わせて表示されるタッチ方式に変更されています。
画面のガイドを見ながら進める印刷機能を利用すると、手順毎に利用出来るボタンが光るため、誤った操作をする確率が低くなっています。
本体の機能面の充実以外に、バンドルソフトが強化されていて、プリンタ機能を有効利用出来る機能ランチャーソフト「Solution Menu EX」が新しく提供されるそうです。
また、印刷ガイドソフト「Easy-PhotoPrint EX」がバージョンアップし、EOSムービーからの静止画キャプチャーによる印刷に対応しています。
なお、Webプリント機能の「Easy-WebPrint EX」のMac版が、2010年11月下旬頃に提供されるそうです。
あと、iPad対応ワイヤレスプリントアプリ「Canon Easy-PhotoPrint for iPad」も開発中だそうです。
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